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11月12日に「秋」の会 神奈川南部私立中学フェスタ2017

☆11月12日(日)、横浜中学高等学校で、「神奈川南部私立中学フェスタ2017」入試直前相談会開催。
 
☆神奈川南部の23校が参加。資料参加校は、21校。
 
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☆この秋の会のコンセプトの中に「どんな子どもたちに入学してほしいかをお話します」という重要な1文がある。
 
☆従来の中学入試は、2科4科入試が定番だった。だから、「こんな子どもにきてほしい」という条件の前に、まずは基礎学力がないと先に進めなかった。
 
☆しかし、ここ3年間の大きな流れは、基礎学力は入学してからでも間に合う受験生を見極められる新入試が開発されてきている。
 
☆ざっくり言えば、基礎学力と創造的才能の関係が、小学校6年生段階では、連関していないで、偏りがあることがほとんどだ。
 
☆にもかかわらず、従来は、基礎学力を見極める入り口に偏ってきた。それは依然ベースであるが、中には、創造的才能を伸ばすことによって、基礎学力を後から吸い上げていくタイプもの子供もいる。
 
☆今までは、このタイプの受験生の入り口は用意されていなかった。しかし、ここ3年くらいは、適性検査型入試、思考力入試、自己アピール入試、総合型入試、英語入試など新入試が開発・実施されている。その数も年々増えている。
 
☆創造的才能は、多角的視点や複眼思考ができる素養がベース。かつては、地頭ともいわれてきた。このような多様な端子が脳内に見える生徒は、そこに基礎学力が見えてくる場合も多い。
 
☆特に、良し悪しは別にして、個人主義や個性重視主義が跋扈したポストモダニズムの洗礼を受けてしまった今日の親世代は、集団で共有する基礎学力よりも、まずは自分の子供の潜在的な個性や才能が優先という方針のところも少なくない。
 
☆自由とルールのバランス傾向が変わってきたこの「中間世代」が、今の保護者。そして、10年くらい前から団塊断層世代の評論家から、若者バッシングやロスジェネ世代への批判が無責任に行われてきた。スケープゴートをあえてつくらなければ、政治や経済、直接的には文壇人の書籍が売れない時代だった。仮想敵国に対する批判とそれに対する抵抗という販売促進ストーリーが背景にあった。
 
☆しかし、私立中学は、そういういわれなき風評に自己肯定感や自信を失いかけている保護者やその子供たちに、自己肯定感と自信と勇気を回復する場である。
 
☆それゆえ、いっしょに未来を切り開く勇気や才能のある生徒にどのような道があり、そこを進む覚悟をみるために、どのような関門をデザインするのか、常に思考錯誤している。
 
☆それが、各校が打ち出している、入試改革なるもの。
 
☆ウダウダ長くなったが、受験生・保護者は、自分があるいは自分の子供がどのような才能を持っているのか、先生方と話す過程で振り返りながら、その才能を生かせるどんな新しい入試制度があるのか、じっくり考える機会として、この秋の会は重要なチャンスだと思う。

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