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2017年10月

2017年10月ホンマノオト「アクセスランキング」ベスト50

1:首都圏模試「保護者会」レジュメ in 工学院
2:学校選択の目【41】工学院の教師力 学校選択の決め手は結局教師力(4) ...
3:10月29日首都圏模試「最難関模試」保護者会レジュメ(了) in 海城 ...
4:学校選択の目【24】9月統一合判による男子志望者動向
5:学校選択の目【26】9月統一合判による女子志望者動向
6:学校選択の目【27】「麻布・武蔵」と「開成・駒東」と「工学院・聖学院」と...
7:学校選択の目【48】10月首都模試「統一合判」女子志望校動向
8:学校選択の目【47】10月首都模試「統一合判」男子志望校動向
9:学校選択の目【34】工学院の教師力 学校選択の決め手は結局教師力(3) ...
10:学校選択の目【33】これからの時代に求められる生きる力

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学校選択の目【51】海城の時代(了)

☆第1改革の「新しい学力」の次は、第2改革期に移行するが、その主たるものは「新しい人間力」づくりだった。改革は、きちんと計画をたてながらも、その過程は試行錯誤で、だからこそ、改革当事者の中に、新しい課題の気づきが生まれる。
 
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学校選択の目【50】海城の時代(1)

☆昨日、首都圏模試センター主催の「最難関模試」の保護者会で、海城学園の特別校長補佐中田先生の話を聞くことができた。私も受験業界側からの立場で話をしたので、その前後で、いろいろお話を聞くことができた。
 
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10月29日首都圏模試「最難関模試」保護者会レジュメ(補) in 海城

☆保護者会終了後に、キャリアデザインのシフトについて話した時に使った図を確認させてほしいというご要望があったので、ここに掲載する。
 
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(様々な機会で、キャリアデザインに携わっている先進的な先生方と語り合って、まとめた。)
 

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10月29日首都圏模試「最難関模試」保護者会レジュメ(了) in 海城

補足)図表編 保護者会で提示した図表の中から、幾つか。
 
【テトラ教育力のシンボル】
 
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10月29日首都圏模試「最難関模試」保護者会レジュメ(5) in 海城

Ⅲ 入試問題の意味
 
入試問題には、3つのタイプがある。
 
【Aタイプ】
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10月29日首都圏模試「最難関模試」保護者会レジュメ(4) in 海城

つづき→Ⅱ)学校選択の視点 【とても重要な情報。本邦初!】
 
6)中高時代に自己変容型知性に到達したい。
 
ハーバード大学教育学大学院教授のローバート・キーガンによると、大人になっても、環境順応型知性→自己主導型知性→自己変容型知性と成長するということだ。しかし、ついこの前までは、いったん大人になったら、たとえば、環境順応型知性の大人は、そのままで成長しないと言われてきた。
 
 
Mita
 
(三田国際は、自己変容型知性に成長する学びのプログラムが満載)
 
 

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10月29日首都圏模試「最難関模試」保護者会レジュメ(3) in 海城

つづき→Ⅱ)学校選択の視点 【とても重要な情報。本邦初!】
 
5)思考コードと「最難関模試」対象校の入試問題
 
【図①】
 
A
 

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10月29日首都圏模試「最難関模試」保護者会レジュメ(2) in 海城

Ⅱ 学校選択の視点
 
1)Mの衝撃、Kの影響は、私立学校にも及んでいる。というよりも、問題性を共有しているといった方がよいだろう。学費の問題の解決策の一つとしては、すでに私立学校は特待生制度を設定している。今後は、しかしながら、また違う新しい方法が開発されるだろう。
【テトラ教育力】
 
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10月29日首都圏模試「最難関模試」保護者会レジュメ(1) in 海城

☆10月29日(日)、首都圏模試主催「最難関模試」。その会場の1つである海城学園での保護者会のレジュメをメモしておく。スピーチの大きな柱は次の3つ。ただし、Ⅲについては、入試問題例が山盛りなので、別の機会にまとめたい。
 
Ⅰ 変化の兆候
Ⅱ 学校選択の視点
Ⅲ 入試問題の意味
 
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(三田国際のPBL型授業シーン)
 

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なぜ創造的思考なのか、自己変容型知性なのか?

☆2020年の大学入試改革は進むけれど、思うようにはいかない。その理由は、簡単だ、当事者の意識が世界的視野になく、自己保身に懸命だということ。おそらく、大学、中高、受験市場は、そういうわけで動きが緩慢になっているのだろう。
 
☆しかし、後戻りはできないし、遅々とした歩みでも進むしかない。そう思っている世代は1970年代後半生まれの「中間世代」。団塊・断層・新人類世代は、まだ自己保身で生き抜けるが、中間世代は、彼らの世代を生かしたとしても、このままでは自分たちは生きていけない。
 
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学校選択の目【49】11月3日 知性を磨く文化の日

11月3日祝・金)文化の日は、和洋九段女子で首都圏模試センター主催「私立中コラボフェスタ」がある。中学入試では、ここ3年間で、国語・算数・理科・社会という科目の入試以外に、多様な入試が開発され、実施されている。
 
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学校選択の目【48】10月首都模試「統一合判」女子志望校動向

☆10月の首都圏模試センター主催「統一合判」の女子の学校選択動向として、志望校登録者数前年対比増(複数試験は総数)の学校を五十音順で並べる。

☆そして、前回同様、「ライフスタイル」と「意思決定」(生活基盤は、基本コンサバなので)の価値選択傾向を出してみた。

【表1】

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学校選択の目【47】10月首都模試「統一合判」男子志望校動向

☆10月の首都圏模試センター主催「統一合判」の男子の学校選択動向として、志望校登録者数前年対比増(複数試験は総数)の学校を五十音順で並べる。

☆学校と受験生(保護者)の「価値意識」はマッチングが働いているから、受験市場の動向がある程度予想できる。そこで、前回紹介した「価値選択座標」に当てはめてみた。もちろん、独断と偏見であるから、無視して構わない。

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「選択」ということ

☆中学・高校受験生にとって、そして、大学受験生にとって、今はまさに「学校選択」の真っただ中。そして、本日は衆議院選挙の投票日。メディアは「選択」の結果であふれる日である。
 
☆そして、「選択」というのは、「価値意識」の表現であるから、そのメカニズムは、「学校選択」であれ、「選挙」であれ、「政策決定」であれ、かなり共通点がある。
 
【価値選択座標】
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学校選択の目【46】順天の人気の理由 ルーブリックの大きな役割

☆今、中学受験市場で、順天中学校・高等学校(以降「順天」)は注目されている。首都圏模試の「統一合判」の志望校動向も、説明会の参加者の数も昨年よりも増えている。
 
☆その理由について、片倉副校長は、授業を中心とする教育活動において、教師と生徒の双方向的なコミュニケーションの浸透度とその質にあると明快に語る。
 
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思考コードで入試問題を考える(3)思考コードとキャリアコンピテンシー

☆前回のブログを読んで、すぐに神崎先生がFacebbookでシェアしてコメントを投稿してくださった。私自身元気をもっらったので、多くの人と共有したいと思い、本ブログで紹介させてもらうことにした。
 
 
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思考コードで入試問題を考える(2)思考コードとマインドとキャリア

☆このところ、いろいろな方と話していて、思考コードの可能性がさらに広がった。神崎先生とは、中学入試というのも、キャリアのストーリーの一つのセクション、ある意味成長物語の関門の一つと考えれば、生涯学習の一つの章としてとらえることができるかもと。すると、キャリア・コンピテンシーが、ここでも育っているはずではないかという話になった。
 
 
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学校選択の目【45】教育力のテトラ指標と教師力

☆この「学校選択の目」シリーズでは、結局は教師力だと語っている。それは、実はこの教育力のテトラ指標を充実する知恵と勇気と行動力のある教師の力のことを語ってきたののである。しかも一人の教師ではなく、そういう教師集団が学習する組織を形成している場合のことを示している。
 
☆一般に、面倒見がよい教師、授業力のある教師、進路指導力のある教師が、教師力があると思われている。もちろん、それぞれに教師力はあるのだが、テトラ指標全体から見れば、それは一部である。
 
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学校選択の目【44】教育力のテトラ指標

☆いよいよ学校選択の大詰め。そろそろ併願戦略を80%は決めて、過去問の傾向分析と対策をきちんと行う時期。模擬試験の平均偏差値と合格か否かが、結果としてズレてみえるケースが結構あるが、それは過去問の傾向と対策の仕方によって、生まれる場合が多い。

☆さすがに今日、偏差値で学校を選ぶ人は少ない。偏差値はあくまで合格するかどうかの確率の目安で、模擬試験型でない思考力型入試は、その確率がズレる場合が多いのは言うまでもない。

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学校選択の目【43】工学院の教師力 学校選択の決め手は結局教師力(5)

☆工学院は来春2月5日、新テスト「Creativity 入試」を新設する。究極の思考力入試だ。入試問題は学校の顔。最近の言い方でいえば、カリキュラムが反映しているアドミッションポリシーの象徴。
 
☆武蔵のおみやげ問題が、あえて近代科学の作法にこだわって、創造の領域に入らないのに対し、思い切って創造の領域にはいってしまおうというのだ。古典的近代科学とパラダイム転換を導く科学との違いがあるのかもしれない。こういう科学に対するものの見方が学校によって違うというのが、中学入試のおもしろさだ。どちらが正しいかなんて神のみぞ知るお話。
 
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学校選択の目【42】聖学院の数学科主任 教師力

☆やはり学校は教師力に尽きる。聖学院の数学科主任の本橋先生が、小中の懸け橋として思考力セミナーを考えたり、中高のブリッジとしてニュートンの「プリンキピア」に回帰するというから、何かおもしろそうだと思い、少し本を買ってみた。ついでに、人文的なアプローチとして、スウェーデンの若手哲学者の書いた「おおきく考えよう」という本も買った。
 
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(今年9月3日、第1回21世紀型教育機構静岡静岡シンポジウムで、本橋先生の思考力セミナーのワークショップが放映された。静岡放送が取材していたときのシーン。)
 

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学校選択の目【41】工学院の教師力 学校選択の決め手は結局教師力(4)

☆工学院の挑戦はC1言語(>C1英語)である。英語に限らず、日本語(国語)やクラスによっては中国語も、市民社会レベルで活用でき、学問の世界のレベルで活用でき、国際社会のレベルで活用できるようにする。CEFR基準でB2までだと、英語をはじめ言語は意思疎通の道具ということになるが、私たちが日本語で議論したり思索したりする場合、言語道具説的な考え方はしない。

☆C1というのは、それと同じ感覚のレベル。思考と言語と存在は混然一体となっている。この状況でなければ、議論はできないし、互いに受け入れられるようにはならないだろう。

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学校選択の目【40】 八雲学園の挑戦 ラウンドスクエア国際カンファレンス in ケープタウン

☆先月9月末、アフリカのケープタウンでラウンドスクエア国際カンファレンスウィークが開催された。ラウンドスクエア(Round Square)は、1966年に設立。50か国からイノベーティブな学校180校が参加しているグローバルなネットワーク。
 
☆経験ベースの学びと特色ある教育を創出する情熱を共有している。カンファレンスは、その情熱の魂を燃やして、なおいっそう絆を強める。八雲学園は、その加盟校である。
 
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学校選択の目【39】 東京女子学園の全人全球教育の成果

☆東京女子学園は建学当初から世界で活躍する女性の人間力を育成してきた。そして37年前に、大学受験英語ではなく、市民の領域でコミュニケーションができ、学問の領域で科学的な議論ができ、国際関係の領域で交渉ができる英語教育を目指してきた。
 
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学校選択の目【38】 聖学院と女子聖学院 コラボ研究会(補説)

☆研究会終了後、少し数学科の主任の本橋先生と対話をした。3ポイントシュートの話と数学の関数の話。なぜ統合されないのか。数学の学びと物理は本来結びついてよさそうなのに。

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学校選択の目【37】 聖学院と女子聖学院 コラボ研究会(2)

☆授業デザイン研究会の第2ステージは、女子聖学院の加納先生の英語の授業のスクライビング。加納先生が、5時間の授業のストーリーを語り、聖学院の井上先生がスクライブしていく。
 
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学校選択の目【36】 聖学院と女子聖学院 コラボ研究会(1)

☆10月11日(忘れてはならない大切な月命日)、聖学院と女子聖の先生方が、コラボ研究会開催。大テーマは、毎月同じで、「授業のスクライビングプロセスを通して、リフレクションループを生み出し、さらなる授業デザインを創発をしていく」ということ。
 
☆今回は女子聖の英語科の加納先生と聖学院の理科の玉木先生が、スクライビングプロセスに挑戦した。
 
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(今回は、いつものメンバーが沖縄の修学旅行に、生徒といっしょに行っているというので、参加者は少ないと聞いていたが、まったくそんなことはなかった。)
 
 

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学校選択の目【35】和洋九段女子 いまここで未来を創る教育

☆和洋九段女子の授業を、中1から高3まで拝見する機会を得た。同校が21世紀型教育改革の準備を行ったのは昨年。改革本格実施はまだ1年目。にもかかわらず、
 
21世紀型教育=
 man for otheres(C1言語×PBL×ICT×リベラルアーツ教育の現代化)×建学の精神
 
☆という方程式がものすごいスピードで完成しつつある。
 
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☆上記写真は、フューチャールームでの中1の地理の授業。地図記号がどうしてできたのか、知識を創るところからPBL。知識を覚えるから知識を創るというプロセスを発見することへシフト。これこそリベラルアーツの現代化プロセス。
 
☆ところがである、さらに驚きなのは、実は地理の授業ではなく、数学の授業だというのだ。導入部で地理の地図記号を探す作業は、線対称と点対称の図形が地図記号に多く使われているというトリガーが隠されていたのである。
 
 

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思考コードで入試問題を考える(1)武蔵のおみやげ問題

☆おおたとしまささん(育児・教育ジャーナリスト)の論考がYahoo10/12(木) 15:13に掲載されている。タイトルは、「あなたは解ける? 中学入試の名物問題 名門校が入試でネジや画びょうを配る理由」。痛快丸かじりでおもしろい。
 
☆内容については、実際に読んでいただくとして、記事の中で、武蔵のおみやげ問題の解答例が載せられているので、それについて考えてみたい。取り上げられていた今春の理科の問題はこう。
袋の中に、形の違う2種類のネジが1本ずつ入っています。それぞれのネジについて、違いがわかるように図をかき、その違いを文章で説明しなさい。ただし、文字や印、傷などは考えないことにします。(試験が終わったら、ネジは袋に入れて持ち帰りなさい。)

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11月12日に「秋」の会 神奈川南部私立中学フェスタ2017

☆11月12日(日)、横浜中学高等学校で、「神奈川南部私立中学フェスタ2017」入試直前相談会開催。
 
☆神奈川南部の23校が参加。資料参加校は、21校。
 
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グローバルなコラボレーションとは?~独り言です。

☆巷にはグローバルな範囲でコラボレーションが勃興している。その一方で、ローカルという名前でグローバルな負けこみ方を表現している場合もある。しかしながら、それは分断とか断絶で、ローカルという表現が適切かどうかは議論してみなければならない。
 
☆おそらく、グローバルとかローカルとかいう概念は、今後は、多様性と分断という対概念になっていくかもしれない。

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武蔵野東中学校 全人的教師力

☆首都圏模試センターのサイトに、「武蔵野東中学校が10月21日(土)にオープンスクールを開催!」という記事が掲載されている。すでに7月1日に「武蔵野東中学校2017~探究する力が難関高校合格へつながる! 」という記事も掲載せれていたから、不思議はないのだが、この7月から最近の記事が出るまでの間で、私の興味がだいぶ変わった。
 
 
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首都圏模試主催11/3(金・祝)「新入試体験! 私立中コラボフェスタ」ミーティング開催!

☆昨日10日(火)、「私立中コラボフェスタ」の会場和洋九段女子で、参加25校の先生方が一堂に会して、11月3日に向けてミーティングを開催。フェスタのコンセプト及び学びの空間の設営のための下見をした。

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香里ヌヴェール学院 21世紀型教育を推進する教師採用説明会開催!

☆今春、香里ヌヴェール学院は、共学化し、校名変更をし、21世紀型教育改革を断行した。そして、2年目に向かって21世紀型教育のクオリティアップを推進している。
 
 
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(写真は、同校経営企画室課長高谷先生から)
 

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首都圏模試「保護者会」レジュメ in 工学院

0)工学院大学附属中高にしかない教育のリソースやトピック3連発~未来を創る学校のモデルとして
 
1)学校選択の5つのポイント
①校長
➁4技能英語力
③高次思考力
④成長力
⑤進学実績の見方
 

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学校選択の目【34】工学院の教師力 学校選択の決め手は結局教師力(3)

☆工学院の授業は、PBL(Project based Learning)型。このPBLは、世間では、アクティブラーニングとも混同されるし、正解のない問題を学ぶという、当たらずといえども遠からずではあるが、微妙にズレている感覚も広がっている。
 
☆PBLは、要するにクリティカルでクリエイティブな思考と生産に到達する学びのシステム。スタイルとか学び方とか、そういう要素をすべて包括している有機的な学びのシステムなのだ。
 
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(平林先生の社会の授業は、学年が上がるにつれて、PBLの密度が濃くなる。)
 
 

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朝日新聞 編集委員氏岡真弓氏に期待すること。

☆おおたとしまさ氏がfacebookでシェアしていた朝日新聞2017年10月6日05時00分の記事「(問う 2017衆院選)教育の未来、目指す社会像から」を読んで、編集委員の氏岡真弓氏の論が、いつもながら歯に衣着せ「た」トーンにちょっと・・・。次の視点などなかなかよいのに。
「安倍政権はこれまで教育にどの程度、お金を使ってきたのだろうか。
 大学生向けの給付型奨学金は来年度から本格的に始まるが、対象者は1学年約2万人に限られる。民主党政権が始めた高校の無償化には、所得制限を設けた。少人数学級の拡充も進んでいない。予算を積極的にあててきたとは言い難い。
 その一方で安倍首相が強いこだわりを持ち、熱心に進めてきたのは、教育の理念についての改革だ。第1次政権から「教育再生」を掲げ、教育の目標に「我が国と郷土を愛する態度」を盛り込んだ改正教育基本法を成立させた。
 課題を積み残したままの退陣を経て復活した第2次政権でも、「教育再生」の「実行」を最重要課題と位置づけた。」
 

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リクルート「キャリアガイダンスVol.419」がおもしろい!

☆リクルートの「キャリアデザインVol.419」が痛快におもしろい。いつも思うのだが、さりげなく、希望の道標というフロントメッセージで、その後の取材内容を全部ひっくり返してしまう、脱コード化が仕組まれているからだ。

☆今回は、日本の国際協力活動家である永井陽右さんが登場。早稲田大学時代に、日本ソマリア青年機構(JSYO)を立ち上げた。世界最悪の紛争国と謳われる「ソマリア」に対し、日本で唯一現地で活動する学生NGO。今は、特定非営利活動法人アクセプト・インターナショナルと名称を変え、代表理事。

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学校選択の目【33】これからの時代に求められる生きる力

☆おおたとしまさ氏が、読売新聞10/7(土) 12:30配信で、「これからの時代に求められる「生きる力」とは?」という論考を述べている。氏は、正しく≪私学の系譜≫の立ち位置にいるので、私立学校を選択する場合、大いに参考になると思う。

☆しかしながら、≪私学の系譜≫の現場は、もう少しリアルな葛藤の場である。学校選択をする場合、どこの学校でも起こしている葛藤ではあるが、その葛藤の種類は違う。どこの葛藤の場を選ぶかによって、生徒の成長の仕方は違うから、そこは見抜いた方がよい。

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学校選択の目【32】工学院の教師力 学校選択の決め手は結局教師力(2)

☆工学院は、2014年から21世紀型教育改革の準備をし、2015年中学1年生から本格開始。つまり、今の中3が、2020年の大学入試改革をはじめとする日本の教育改革やその背景にある世界の教育改革に対応できるようにした。

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(英語科主任の田中先生の授業は、クリエイティブブレイン×クリエイティブアクション×クリエイティブプロダクトの三位一体授業。工学院の授業のプロトタイプになっている。)

 

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第1回21世紀型教育機構千葉カンファレンスの語り部

12月17日(日)、「第1回21世紀型教育機構千葉カンファレス」を開催するにあたって、同機構の副理事長で三田国際学園の大橋学園長と同学園教頭田中先生と少し対話をした。詳しい中身については、当日じっくりお聞きいただきたいが、両先生の改革のやり方は、オーセンティック(真面目)かつエスプリという脱コード化手法(既成のコードを可視化し新たなコードを創造する手法)。
 
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12月17日(日)「第1回21世紀型教育機構千葉カンファレンス」

12月17日(日)、「第1回21世紀型教育機構千葉カンファレス」を開催。この時期、21世紀型教育機構加盟校の今年一年間の多彩な挑戦やその多様な成果も現れているはずである。あらゆる挑戦やその成果は、次の新たな展開を予告するものでもある。
 
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学校選択の目【31】工学院の教師力 学校選択の決め手は結局教師力(1)

☆学校選択の指標は、外から見てわかるものとして、C1英語教育、もっというとC1言語教育を行っているか?PBL(プロジェクト学習)型授業を行っているか?ICTを授業に導入しているか?リベラルアーツ的発想を授業に取り入れているか?STEAM教育や破格の海外研修などが行われているか?ということであるが、同じことをやっても生徒が生き生き伸び伸び創造的才能を豊かにしているかどうかは、また別なのだ。
 
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(工学院の教師はチームで動く。)
 

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学校選択の目【30】三田国際と周辺東急エリアの相乗効果の意味

☆三田国際学園は21世紀型教育を牽引して3年目。偏差値も60を超え、その勢いは完全に量から質に転換、その勢いはとまらない。そして、その勢いは同校を中心に東急周辺エリアの相乗効果を生み出している。
 
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(三田国際学園図書館で大橋学園長)

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学校選択の目【29】昭和学院が注目されるわけ

首都圏模試センターのサイトに、「昭和学院中学校・高等学校2017 新入試導入と画期的な授業改革で刺激し合い活気あふれる学校生活」という記事が掲載された。これを読むと、9月の統一合判などで、同校の志望者が増え始めているわけがわかる。

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学校選択の目【28】富士見丘SGHクオリティ 文科省高評価

☆昨日10月1日、富士見丘学園は文化祭で学校説明会を実施。その中で、校長自ら受験生&保護者に大切なメッセージを2000字強の文章で贈った。
 
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