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武蔵野東中学校 全人的教師力

☆首都圏模試センターのサイトに、「武蔵野東中学校が10月21日(土)にオープンスクールを開催!」という記事が掲載されている。すでに7月1日に「武蔵野東中学校2017~探究する力が難関高校合格へつながる! 」という記事も掲載せれていたから、不思議はないのだが、この7月から最近の記事が出るまでの間で、私の興味がだいぶ変わった。
 
 
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☆というのも、7月段階では、インクルーシブ教育のパイオニアである武蔵野東中学校は高校が併設されていないのに、なぜ英語や探求型学習という2020年大学入試改革に対応する領域をアピールするのかむずびつかなかった。
 
☆そして今回も「未来探究型入試」を新設するという告知がなされているわけであるから、やはりアピール領域は変わらない。
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☆しかし、インクルーシブ教育と探求科は、大学入試改革と一見直接関係ないように見えるが、実は直接関係あるのだということに最近腑に落ちた。
 
☆というのも、工学院の平方校長が、同校を見学して、もっとも感銘を受けたのは、破格の教師力だというのだ。本間さんもちゃんと学んだほうが良いと助言を頂いたが、その平方校長の興奮ぶりから、これはただごとではないと武蔵野東の先生方の姿が伝わってきたのだ。
 
☆本来今回の大学入試改革は、多様な才能者を見出すためのものだ。もちろん、それがうまくいく試験システムになるかどうかは、なかなか予想しがたいが、重要なことは、文科省が多様性が大事だと自ら言っているわけではない。言わざるを得ない時代の使命がそうさせているのだ。
 
☆だから、文科省がどう言おうが、言うまいが、多様な才能を開花させる教育が重要なのである。探求科は、何か探求することによって、レポートやプレゼンを生産するのだが、その結果が第一ではないのだ。
 
☆それは、大学や社会にでたときには、役に立つが、中学段階では、すべてのものが探求する価値があり、一つ一つの存在には固有の意義があることを見出す複眼思考や多角的なアプローチ、気づきの感性を学ぶことが最重要なのである。
 
☆その姿勢は、まさにインクルーシブ教育そのものではないか。しかしながら、その複眼思考や多角的なアプローチ、気づきの感性の立ち上げをいかに学ぶのか?
 
☆それは、肩書であてがわれた力ではなく、人間の本性の力そのものとの共感共鳴共振によるしかない。この子供が発する響きは、残念ながら、はじめは極めて小さな音だ。それを聞き取り、大きな音に振幅させていきながら共鳴するには、子供たちにとっては他者が必要だ。
 
☆その他者は、だれでもよいが、どこにでもいるわけではない。武蔵野東中にいるということだろう。もしかしたら、ここまでの全人的教師は、同校にしかいないのかもしれないと思わせるほど平方校長の静かな情熱的語りだった。
 
☆それにしても、工学院の教師力に誇りを持ち、教師力を向上することに自信を持っている平方校長に、うちの教員にも学んでくるように推奨したいと静かに情熱をこめて語らしめたのには、武蔵野東中の凄さに驚愕せざるを得ないが、同時に、改めて平方校長もまた、実ほど頭を垂れる稲穂かなということわざを想起させるほどの凄いリーダーなのだと感銘を受けたのだった。

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