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思考コードで入試問題を考える(3)思考コードとキャリアコンピテンシー

☆前回のブログを読んで、すぐに神崎先生がFacebbookでシェアしてコメントを投稿してくださった。私自身元気をもっらったので、多くの人と共有したいと思い、本ブログで紹介させてもらうことにした。
 
 
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大学入試の志望理由書は、まさに思考コードのABの循環で終わるものか、Cに抜けたものか、はっきり見てわかる。
 
面接の様子を見ていても、Cに抜けたものをABに引き戻すような問いかけがあったり、本人がCだと思っていても実はABだったことを指摘する面接官がいたりする。とても奥深い。
 
一方、中学入試、特に思考力入試と自己アピール入試はクリエイティブキャリアデザインの契機になるのではないか、と仮説を立てている。
 
2科4科入試だけで入学者を評価しようとすると、思考コードABを循環する子かCに抜けそうな子か、多分わからないだろうなぁ。
 
本間先生の「Cの領域に入れば循環しない」という仮説が正しいなら、Cに抜ける教育デザインを施すか、入試で啓発してC領域の子を育成するか、という方法でクリエイティブキャリアデザインの一助となるだろう。
 
そして「好奇心」「論理性」「リスクテーク」のいずれかがC領域の発火剤となる。私はハードルの低さから「好奇心」から火をつけようとするが、「論理性」や「リスクテーク」でもあり得るということ。今日もよい学びになった!
 
☆実は神崎先生と対話をしていて、興味深いのは、生徒がCに抜けたものをABに引き戻すような問いかけをする現場や大手教育産業のデータがあったり、本人がCだと思っていても実はABだったことを指摘せざるを得ない状況があったりと、葛藤の教育現場の日々を送っている。
 
☆興味深いというのは、失礼で、頭が下がるというのが本当のところだ。
 
☆とにかく、21世紀も四半世紀が過ぎようとしているが、依然として20世紀型の予定調和的な知識の記憶で済ましてしまおうという教育沼地はまだ残っている。
 
☆その沼地に足をとられている生徒をこちらに引き上げようとしている神崎先生。そんな先生を後ろから、21世紀型教育を標榜するマスクをかぶった超20世紀型教師がやってきて、神崎先生ごと沼地に押し戻そうとする。
 
☆彼自身は、A領域を拡大して、C領域を排除しているということに気づいていない。9つの領域の思考コードの領域をA領域だけにしようと、領域拡大している。侵略しているといたほうがよいかもしれない。
 
☆すると、思考コードの量的大きさは9つの領域をカバーするから、あたかも、思考コードの9つの領域を自在に活用しているように錯覚してしまう。そのことに気づかないのだ。
 
☆生徒も教師も自分は21世紀型キャリアコンピテンシーを持っているという共同幻想を持っている沼地で、なんとか21世紀型キャリアコンピテンシーの地帯にと日々努力しているのが、神崎先生だ。なんかギリシア神話に出てくる英雄のようだ。
 
☆なんとか、MITメディアラボの伊藤穣一ではないが、≪a cocerted effort≫をいっしょにやりたいと思っている。沼地が干上がるまで待つには、時間がかかる。なんとか干拓しなくては。

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