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第2回私立中コラボフェスタ in 和洋九段女子 10,000人市場の創出

☆11月3日(祝・金)、和洋九段女子で、第2回私立中学コラボフェスタが開催。昨年に比べ格段に大盛況だった。同時開催の体験授業も44講座に200名の生徒も参加。今までにないまったく新しい授業をワクワクしながらそれでいて集中して取り組んでいた。
 
☆ホールの方では、基調講演とパネルディスカッション。3時間余り、新中学入試の内容だけの講演会。中学入試の情報講演会は、どうしても総花的になりがちだが、勇気あるファーストペンギンの主催者首都圏模試センターは、新中学入試に絞るイベントにチャレンジしたのだ。
 
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(首都圏模試センターの北氏)
 
☆同センターの取締役・教育情報部長北一成氏は、丁寧に中学受験生の数の増加を分析し、その理由に、各私立中の適性検査型入試をはじめとする新中学入試実施の貢献があると結論付ける。
 
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(株式会社栄光の菅原氏)
 
☆2014年→2015年→2016年→2017年→2018年と英語入試実施校の数をたどると、15校→32校→64校→95校→110校と増加、志願者も2017年は約500名だったのが2018年には700名以上になるという。
 
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(工学院の新しい思考力入試体験講座)
 
☆適性検査型(思考力型)入試の実施校も、38校→53校→86校→120校→140校と増加し、2018年志願者は9000名台になるだろうと。
 
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(八雲学園 英語で未来発見体験)
 
☆志願者数が「10,0000人規模の新中学入試の市場が創出することになる」が、この仕掛け人が首都圏模試センターだったことは間違いない。
 
 
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(日本大学豊山女子の思考力入試体験講座)
 
☆今回のフェスタにも参加校は25校。昨年に比べずいぶん増えた。おそらく来年はもっと増えるだろう。新中学入試のウネリは止まらないからだ。また、このウネリが大きくなるのは、開成が2013年から東大より海外大学という流れを着実に創っていることとも連動する。
 
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(目白研心 英語入試体験)
 
☆「私立中学コラボフェスタ」と時同じうして、朝日新聞(2017年11月3日)は、「東大より、海外進学? 希望者増える開成、対策指導」という記事を載せているくらいだ。記事によると、開成の先生方は、何も進路指導の方針を変えたわけではないということになっている。ということは、生徒や保護者が、変わっているということを示唆している。
 
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(文化学園大学杉並 英語入試体験講座)
 
☆それはそうだろう。日本の大企業やエリート階層に就職するのは、同年齢世代30%くらいだろうから、このグローバル化の流れの中で、東大だけでトップにたどりつけないないだろうという意識がないわけではあるまい。
 
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(東京女子学園 英語入試体験)
 
☆しかし、実際には、どうももっと別の価値観が噴出し始めているというのが本当のところではないか。高偏差値の学校自体は変わらなくても、在校生や保護者の価値観は変わってきている。開成をはじめ、高偏差値の学校がやらなくても、なんとか自前で切り拓こうとしているのだろう。となると、開成も希望者対象の特別な機会を設けざるを得ないということになっているのだろう。
 
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(和洋九段女子 英語入試体験講座 フューチャールームで)
 
 
☆一方、新中学入試を実施している学校は、一部の生徒のみではなく、すべての生徒を対象に機会を設ける積極的な新しい教育のカタチを開発しているのだ。そのエッセンスを反映しているのが、各学校の新中学入試である。
 
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(工学院の体験講座では、参加した生徒が、理想の建物に対するアイデアなどをいろいろな手段でプレゼン)
 
☆今回は株式会社栄光の運営サポート部部長の菅原祐二氏も登壇。新タイプ入試が、生徒の能力の多様性に対応していて、時代の精神にマッチした入試であるという意義を唱えた。また啓明社塾長の後藤卓也氏もパネルディスカッションのコメンテーターとして登場するなど、進学塾からの応援も相次いだ。
 
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(今回工学院は、首都圏模試の「思考コード」で、思考力入試体験講座の振り返りを行ってみた。iPadで入力して、どの思考コード領域が強いか弱いかリフレクション。)
 
☆「新しい中学入試」のウネリの拡大と開成など高偏差値校の海外大学対策のための「新しい講座」の開設の動きは、どうやら生徒や保護者の「新しいキャリア価値意識」とのマッチングとして生まれてきている可能性大。
 
☆「新しい中学入試=新しい教育のカタチ」と「開成などの新しい講座」の2つの流れは、2018年は合流し、大きな渦を生み出すだろう。つまり「新しいキャリア価値意識」が受験市場の前面に出てくることになろう。
 
☆そして、それは、来年の11月3日明らかになる。今や「新中学入試」の「聖地」となった和洋九段女子。さらに盛会となることを期待している。
 

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