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21世紀型教育機構 グローバル教育コミュニティへの準備(6)大橋清貫学園長登壇!

☆Wedge2017年12月号の特集は「国立大学の成れの果て ノーベル賞が取れなくなる」。要は、苅谷剛彦が語っているように、「資金」が不足しているというのが、国立大学を疲弊させているというお話。

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☆苅谷氏は、特集記事の中でこう語っている。
 
オックスブリッジが外部資金を調達できているのは、大学ランキングの順位が本質ではない。歴史と伝統を守りつつ、常に革新し続けることこそが最も大きい理由だ。例えば、人文系の分野では、歴史や文学、哲学といった一見社会にすぐに役立つとは思えない分野の卒業生が、ビジネスの世界でも活躍している。そのことを大学側も卒業生調査などを通じて広く社会いアピールしている。その一方でビジネススクールや公共政策大学院の設置といった改革も行っていきた。
 
☆つまり、グローバル教育とか学際化(その象徴がPBL型授業)とか革新は大事だが、形式的なグローバル教育や学際化は意味がないと。それらの背景に要するにリベラルアーツが土台としてないとねということだろう。
 
☆大学も中高も、資金は学費や助成金以外に外部資金がないとやっていけない。同窓生や企業が資金を寄付するには、それだけのソフトパワーがなければならない。
 
☆それは、リベラルアーツ付きのイノベーションを生み出せる思考力やクリエイティビティ、リーダーシップを育成する教育と学問の力だろう。
 
☆このリべラルアーツという伝統とイノベーションという革新の両方をやってのけた私立中高一貫教育の改革者が、かの有名な大橋学園長である。大橋学園長は、伝統と革新を統合するSoulを教員と生徒、保護者全員とシェアして、改革を3年間で成功させた。現在は三田国際学園、5年前は広尾学園。
 
☆しかもその改革の手法それ自体、革新し続けていて、三田国際学園と広尾学園は似て非なる学校として、それぞれ独自の道を歩んで、大きく成長している。
 
☆大橋学園長は、今構想していることがある。それは、三田国際の生徒や保護者から生まれてきたニーズである。真正の21世紀型教育と接続する21世紀型大学を創ってほしいと。
 
☆いかなる構想を練り上げ、どのように行動するのか、それはこれからであるが、3つのMの衝撃であるミネルバ大学やミッションU、武蔵大学のPDPのように、すでにその予告編が広がり始めている。いよいよ大橋学園長の出番を三度市場は待ち望んでいる。
 
☆中等教育と高等教育のベストマッチングを生み出す新しい市場の創出。これしか日本の教育を改革する手立てはない。既存の大学の組織のマイナーチェンジや形式的なグローバル教育や学際的な学部の統廃合だけで、日本の教育が変わるかといえば、可能性は低い。
 

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