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【メモ】思考力入試の有用性 プログラミング発想との関連

 
☆同日午前中は、同校で、同センター主催「統一合判」が行われ、併設保護者会で、私もスピーチをする。
 
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(奥センター工学院の太田先生。同校教育全体研修でファシリテーション。)
☆といっても、私の保護者会は、太田先生と株式会社カンザキメソッド代表の神崎氏とトークセッション型保護者会を行う。
 
☆いよいよ私立中高一貫校におけるCeativityとキャリアデザインの関係を明らかにするときがきたので、それぞれ傑出したプログラムを世に提供しているお二人に協力を仰いだ。
 
☆中学受験生は、まさに予測不能な時代を生き抜くわけだが、そのときのキャリアデザインは、一つの企業に生涯所属し続けるということは時代が許さない。というのは、もはや生産労働人口は少子高齢化によって大激減。
 
☆AIをマネジメントする高度知識や新たなイノベーションを創発するマルチキャリアを変幻自在で越境してデザインする時代。
 
☆中級レベルの知識や技術を得ただけはサバイブできない。当面は格差は広がるばかりだ。そこで負け組にならず、かといって勝ち組で満足することなく、世界を善なる方向に変えていく知恵を生み出さなければならないだろう。
 
☆そういう自分の人生のストーリーを紡ぎだし、意味を創り出していくことがキャリアデザインの1つの手法となろう。
 
☆つまり、自分が自分に問い、仲間と対話しながら、自分を脱構築し、また仲間と対話し社会とかかわり自分を再構築していく、その再構築された自分が、仲間や組織、社会とイノベーションを共構築していける。そういうストーリー編集を陶冶していくアイデンティティを持てるかどうか。
 
☆ここについては、神崎先生に聞いてみたい。そして、実は、太田先生が中心に創っている思考力入試は、まさに、この自分を脱構築し、再構築し、共構築していく過程そのものような気がする。ここはぜひ太田先生に尋ねてみようと思う。
 
☆そして、午後行われる「Creativity入試」は、そのような自分の内省ストーリーを紡いだあとに、「思考コード」でリフレクションする。ここは太田先生と首都圏模試センター、株式会社メイツと本間教育研究所とがコラボしてタブレットで入力できる「思考コードリフレクションサイト」を創ってみた。
 
☆工学院と首都圏模試は、すでに、内容は違うが、知のストーリー=自分の内省ストーリをコードで構築しなおすリフレクションをしている。それで今回コラボすることになった。
 
☆ストーリーとコード。これは実はプログラミングの発想である。将来というかいまここでできると思うが、子供たちがAIをマネジメントして新しいストーリーを紡ぎだし、その意味の有効性をコーディングしていく。WhatとHowの相乗効果を生み出すパワーこそ、変幻自在で越境的な仕事を創発していくことになるのではないだろうか。
 
☆今から太田先生と神崎先生とトークセッションを行うのが楽しみである。

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