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アサンプション国際中高 柔らかい理想主義の学校へ

☆今大阪の教育は大きく変わろうとしている。建築家安藤忠雄氏、自ら設計から建築まで手掛ける児童図書館を同市に寄贈する。完成予定は2019年。京都大iPS細胞研究所長の山中伸弥教授とも意気投合し、教授は、名誉館長に就任することになった。学びの新しい空間は話題を呼ぶこと間違いない。
 
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(アサンプション国際中高の未来プロジェクトチームが動きだした。メンバーの一人紅谷先生が、自分の授業を写真や動画を撮りながら、ミーティングでプレゼンアサンプションのPBLの土台を独自に作りはじめた。)
 
 
☆そして、民間校長日野田先生は、公立学校から海外大学へという構想を実現し、ミネルバ大学や新しい教育の重要性を大阪に広めた。ワクワクするような未来への希望が大阪には膨らんでいる。
 
☆そして2019年に、公設民営の中高一貫校までできあがる。しかもここはIBまで導入するという。
 
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☆そんな中、今春から、私立中高のアサンプション国際も、21世紀型教育改革をスタート。英語のみならず、数学も理科もイマージョン教育を開始。改革学年中1と高1にはタブレットを1人1台活用できるようにした。
 
☆そして、なんといっても破格なのが、他教科もPBL型授業を普段から実践していこうと未来プロジェクトを江川校長は立ち上げた。改革学年でだけではなく、現在高3や高2を担当している若手教員も集めた。
 
☆何度かお会いして、その模様を21世紀型教育サイトで紹介したが、昨日江川校長から未来プロジェクトでメンバーが学びの組織化へ急転回しているというメールをいただいた。
 
☆自分たちの授業をデジカメやビデオでとって、アスリートよろしくリフレクションしているというのだ。中身を公開できないが、いただいたパワーポイントで、、私がいつも活用している授業リフレクションシートで、パワーポイントからわかる範囲だが、入力してみた。
 
☆教師の意図、生徒のアクティブブレイン度、どんな学習ツールが効果的だったか、生徒の反応はどうだったかがわかるのだが、すばらしい授業ではないか!
 
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☆この授業のリフレクションシートは、多くの場合、わかんな~いといわれるから、私のメモのために活用しているのだが、同校のプロジェクトメンバーは、積極的に活用するチャレンジをしてくれている。
 
☆そして、確実にバージョンアップしているのだ。何せ自分の娘より若い先生方だから、その成長ぶりに涙腺がつい緩んでしまう。いつの間にかシルバー料金でホテルに宿泊できるジジイにつきあってくれる若い先生方が増えているのに気づいた瞬間でもあった。
 
☆一人一人の小さな一歩が、世界を変える大きな一歩になる手ごたえを感じた。柔らかい理想主義の学校の先生方と対話すると、この手ごたえを感じるのである。アサンプション国際は、大阪で大切な役割を果たす学びの拠点の一つになるだろう。
 
☆江川校長、遠くから応援していますよ!でも、今月またおせっかいにいきますね。

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