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【メモ】なぜ新入試か?学習する組織ベースの私立中高一貫校を探せ!

☆前回、12人から20人くらいのクラスサイズの私立中高一貫校に移行すると書いたが、今すぐに移行するのは確かに難しい。インターナショナルスクールや欧米の私立学校のように、現状の学費を3倍にすれば可能だが、今すぐには無理だろう。
 
☆しかし、学校全体が、すなわち、教師同士、生徒同士、教師と生徒が「学習する組織」を形成している場合、今の学費でなんとか可能である。
☆学習する組織になることによって、クラスをいくつかのプロジェクトチームに分けることができる。よくアクティブラーニングやPBLを授業でやるときに、「グループ」とか「班」に分けるという。この言葉を使うということは、学習する組織を形成しようという認識が薄い。
 
☆多様な考え方や価値観がもった生徒同士が計画的に年間通じてプロジェクトチームとして動いていくクラス運営をすると、かなり教育の質は豊かになる。
 
☆しかし、「グループ」や「班」だと、じゃんけんだとか、好きなもの同士とか、出席番号順だとかあまりにもラフに決定づけられる。
 
☆どうしてそうなるかというと、今までの選抜試験が「知識・理解」で決定されてきたから、均質の学力特徴(偏差値ではない)を有しているから、多様性を巧む必要性がなかった。みんな同じだから、大クラスで対応できた。
 
☆しかし、プロジェクトチームは、多様性がなければ、シナジー効果が生まれない。もちろん、マイナスシナジーにもなる時があるから、チームの作り方は重要で、学習する組織を形成するスキルが必要なのはそこにある。
 
☆多様性を担保するには、「知識・理解」領域の才能者だけではなく、論理的思考や批判的思考や創造的思考などの多様性、それらを統合できる才能も含めて、選抜するのが大切になる。
 
☆それゆえ、思考力入試、適性検査型入試、自己アピール型、総合型入試、英語入試など多様な新中学入試が必要になるのである。
 
☆逆に言えば、2科4科しかやらないところは、アクティブラーニングやPBLを行ってもあまり効果が出ないし、そもそもやる気がないと言える。
 
☆それゆえ、新中学入試を行い、学習する組織を形成している学校を選択することは重要だし、同じような成果を出すインターナショナルスクールや欧米のエリートスクールに比べ、学費が3分の1以下ということで、コストパフォーマンスもグローバル級である。

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