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静岡聖光学院 静岡を世界のモデルにする動きを牽引し始める。

☆ハーバード大学が日本をなぜ研究するのかという内容の本が佐藤智恵さんによって書かれているが、ハーバード大学だけではなく、アジア諸国、ヨーロッパ諸国も実は同じだ。
 
☆19世紀末に、日本の発見は、アートや都市づくり、庭園づくりを通して、ジャパノロジーとして結実していった。そして、再び、強欲資本主義であるグローバル資本主義に対して、渋沢栄一の「論語と算盤」に象徴されるように、経済道徳合一主義である格差なき資本主義として合本主義やサムライ資本主義が注目されている。
 
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(静岡聖光学院のグランドから見ることができる富士山)
 
 
☆なぜグローバル教育かというと、グローバルな世界から日本をみたら、世界が学ぶべき点が日本にはたくさんあるというリフレクションができるからで、海外の文化をただマネをしようというのではない。そして、グローバル資本主義ではなく、サムライ資本主義をささえるグローバル教育を行うことの重要性に気づいたのが21世紀型教育だ。
 
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☆明治維新前夜、サムライ資本主義が生まれるわけだが、つまりそれを生んだのは江戸幕府であるが、そのルーツは静岡にあるはず。富士を仰ぎ、太平洋を臨む日本の要石として、世界のモデル都市になる歴史的必然性があるのかもしれない。
 
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(静岡聖光学院のPBL型授業)
 
☆そこまで明快に意識しているのかしていないのか、わからないが、来年、50周年を迎える静岡聖光学院は、世界標準のグローバル教育の環境を着々と形成しているのは確かだ。
 
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(ゲルニカのアナリーゼを、オールイングリッシュで議論しているC1英語授業)
 
☆C1英語×PBL×ICT×リベラルアーツの現代化×man for othersという21世紀型教育を追究しているし、この教育システムとして思考コードも作成した。その教育を支える未来の学びの空間もデザインしている。
 
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☆さらに、イートン・カレッジとの交流も開始する。当然帰国生や留学生の受け入れ態勢を寮生活でも可能にするべくC1英語環境もつくっている。
 
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(創立50周年事業として、未来の学びの空間がデザインされた。)
 
☆静岡聖光学院は、同校の教育が、静岡県の政治経済にも善き循環を生み出せる可能性まで考えているから、そのような革新的な動きを起こそうとしている。
 
☆それは、イートン・カレッジが、伝統と革新の両輪を回転させているのとシンクロしている。とくに、知識基盤社会に移行している今日にあって、社会及び世界に貢献するグローバル教育への挑戦は極めて重要である。
 
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(新しい学びの空間は多様である)
 
☆静岡県の2大テレビ局は、そのような教育の動きに興味をもち、ガバメントや地元の企業と連携して、県の教育全般に貢献しようとしている。静岡聖光学院は、そのような動きの恩恵に浴するだけではなく、いっしょに協力しながら動いているから、やがて静岡が世界モデルになれるような本格的な動きに転じたとき、大きな役割を担っていくと推察できる。
 
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☆首都圏と地方、グローバルとローカルの分断を越境する動きは、C1英語とインターネットと高次思考力と教養によって可能になる。それが知識基盤社会の本意であろう。今、ハーバード大学が日本の現場のリーダーシップに光を当てているように、それを生み出す教育ソフトパワーを開発しようとしている静岡をモデルとして世界が学ぶ時が来るだろう。
 
☆静岡聖光学院は、多くの人々とコラボして、それを創り上げていく教育出動を開始したのである。

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