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2018年首都圏中学入試 生徒募集動向を考える(7)栄光、鎌倉学園、慶応普通部、逗子開成

☆栄光は、70周年記念事業の一環として、新校舎を建築したが、隈研吾氏をはじめとするOB有名建築士がかかわった。
 
☆自然と社会と精神の好循環をベースにしたポスト・ポストモダン建築。古くて新しいコンセプト。第4次産業革命による新しいスマートシティ化への着想がアフォーダンスによる学びとなる空間。
 
☆自然そのものを活用している鎌倉学園も、西洋と東洋的な雰囲気の違いはあるが、コンセプトは似ている。こういう伝統と未来が同居している学校は人気が高い。
 
☆慶応普通部は、キャンパスそのものにそのようなコンセプトや雰囲気はなさそうだが、慶応義塾という存在そのものが、そのようなコンセプト。啓蒙思想的な自然と社会と精神の好循環を生み出す根底には議論や対話がある。
 
☆その福沢諭吉の精神を今も大切にしている慶応は、普通部に限らず、中等部やSFCも人気が高い。
 
☆一方、来春の入試は、サレジオ学院や聖光学院は、敬遠されて微減となるだろう。しかし、定員獲得に何ら問題はないし、栄光とは違うカタチの戦略がある。カトリック校の大きな方向転換。それは、やはり、シンプルな戦術。引き算の美学の作戦。
 
☆2018年、宗教や啓蒙思想を建学の精神に据えている学校の動きに注目したい。ハードパワーからソフトパワーそのものへ。
☆宗教学校ではないが、その精神性の高さと自然や社会との好循環を生み出している逗子開成。生徒のソフトパワーに対するアイデアを生み出す多様な学びの空間がコンパクトにキャンパスに埋め込まれている。ここにそのヒントがあるだろう。

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