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21世紀型教育機構 定例会 グローバル高大接続準備教育&アクレディテーション

☆昨日12月14日(木)、八雲学園で、21世紀型教育機構の定例会が行われた。今年を振り返り、2018年への想いと活動計画を加盟校でシェアする会。
 
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☆今年の21世紀型教育機構の活動の中心は、3つあった。1つは、各加盟校が、ラウンドスクウェア、ケンブリッジスクール、グローバル高大連携、SGH、アップル認定校、BC州との連携、イートン・カレッジとの連携などグローバル教育ネットワークを拡大し結実させたことである。
 
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☆つまり、グローバル教育という掛け声だけではなく、実際にネットワークをつなぎ、生徒がそこで実際にグローバルな活動を展開し始めたということである。英語を学ぶだけではなく、英語を活用して、自分の考えをアウトプットし、同世代の世界の青少年といっしょにグローバルゴールズベースの世界問題を解決する知恵を出し合っている。
 
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☆2つ目は、国内にとどまらず、海外大学への進学の道幅も広くなってきたという点である。機構加盟校では、中高6カ年の21世紀型教育改革の完成は、2020年にマインドセットされているが、はやくも大学合格実績が国内外で出始めている。
 
 
☆偏差値という枠を超えて、生徒たちは果敢にチャレンジして、世界ランキングで東大よりも上位の海外大学にも入り始めた。改革学年を超えて、学内全体に21世紀型教育改革の好影響が及んでいる一つの証である。今年5月のシンポジウムで「グローバル高大接続準備教育」を創発して発信したが、はやくもその成果の兆しが現れてきている。
 
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☆3つ目は、C1英語×PIL・PBL×ICT×リベラルアーツの現代化×man for othersとい21世紀型教育の質の認定をするアクレディテーションを実施したことである。アクレディテーションチームが各加盟校をリサーチし、アクレディテーションコードに基づいて、スコアを算出する。
 
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☆このリサーチプロセスは、リサーチ→インタビュー→スコア算出→レポート→認定→リフレクションリサーチという流れ。この過程の中で、弱みを見出し、強みに転換する改善案をシェアし、次年度に向けてさらに質を向上させていく計画を立てる。
 
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☆理念、目標、授業リサーチ、結果リフレクション、改善リフレクションなど幅広く外部認定チームと教育目標の到達をエンパワーメントエヴァリュエーションという手法で21世紀型教育の質を向上し持続可能にしている教育コミュニティは、本邦初。
 
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☆米国などでは、久しい間当たり前のように行われてきた。今後日本でもこのような活動は起こってくるだろう。その先駆けである。
 
☆アクレディテーションチームメンバーは、教育学、教育哲学、学習理論、組織理論などの見識を共有したうえで、PBLの専門家、英語教育(IBティーチャーでもある)の専門家、ICTの専門家の3者で構成されている。それぞれ、最前線の理論をリサーチし、自らも実践している学習領域におけるアダプティブリーダーシップを有したメンバーである。
 
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☆機構のリーダーである先生方が次々とキーノートスピーチをし、日本の教育、世界の教育の未来について語り、それぞれの問題や課題を明確にしていった。八雲学園理事長校長近藤彰郎先生、21世紀型教育機構理事長・富士見丘学園理事長校長吉田晋先生、順天中学校・順天高等学校学校長長塚篤夫先生、工学院大学附属中学校・高等学校校長平方邦之先生、三田国際学園中学校・高等学校学園長大橋清貫先生、東京女子学園理事長校長實吉幹夫先生といった私立学校の重鎮が勢揃いしたのである。
 
☆そして、それを受けて、参加者全員で、「未来の教育デザイン」についてディスカッション。教育費問題、法律問題、生徒の成長やキャリア形成と社会とのかかわりなどの問題など、幅広く議論。
 
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☆そして、自分たちの想いをプレゼンし、想いをシェアした。
 
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☆会場校の八雲の若き先生方も参加。普段会う機会も少ない私学の重鎮と臆せず語り合っていたのはさすがである。
 
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☆そして、閉会の挨拶に登壇した八雲学園高等部部長菅原久平先生は、本物の21世紀型教育を加盟校一丸となってさらに前進させ、いろいろな教育の問題を解決するリーダーとして行動しようではないかと高らかに謳った。
 
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☆定例会終了後、すみやかに移動し、懇親会。安土桃山時代を思わせる空間で、さまざまな未来への想いを語り合った。
 
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☆グローバル教育は、そろそろ日本から発信する時代がやってきた。来年から生まれる第5の教育の波。どのように舵をきっていくのか。2011年9月以降、着々と積み上げてきた自分たちのオリジナルの教育ソフトパワーを強烈なエンジンとして世界に貢献できる教育活動を行っていきたい。そんな話があちらこちらで交わされた。
 
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☆それにしても、私学人の気概は凄まじい。日本の教育を好循環の方に改革するのであれば、躊躇せずに先に進もうというのだから。
 
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☆そして、もちろんこの気概は、次世代の私学人に継承されていく。
 
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大学入試、そして中学入試、高校入試の準備という最も忙しいイベントが目白押しの年末。平方先生による一本締めで、想いを一つにして、明日に向かって再び力強く歩むことを誓い合った。
 
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