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石川一郎先生と教育の第5の波について対話する。

☆石川一郎先生(香里ヌヴェール学院長)とは、いつも大阪や京都あたりですれ違ってばかりだったが、昨夜は、久しぶりにゆっくり対話をすることができた。12月17日(日)の今年最後の21世紀型教育機構カンファレンスで何を語るか、ブレスト。
 
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(香里ヌヴェール学院小学校の研究授業で)
 
☆石川先生は、日本全国で講演をされているから、今更ブレストの必要はないと思われるかもしれないが、一年間、講演、研修を通して、新しい波が見えてきているので、そこに焦点をあてて2018年に登場する「教育の第5の波」について、仮説をたてたわけだ。
 
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☆おそらく、今年一年、石川先生は、2020年大学入試問題や2020年からの教師像について多くをかたってきただろうし、C1英語×PBL×ICT×リベラルアーツの現代化についてこれからの授業について語ってきただろう。
 
☆そして、石川先生も、今春21世紀型教育改革に着手した香里ヌヴェール学院のカリキュラム、アドミッション、ディプロマの3つのポリシーマネジメントを実施しながら、手ごたえを感じているという。
昨年準備段階では、関西では、21世紀型教育はウケないのではないかという話だったが、関西と関東の間で転勤が頻繁に起きている現代社会にあって、それは杞憂に終わったと。むしろ、生徒募集に役に立つとか、効果があるという兆しが見えた段階で、大きく舵をきるのは、関東より速いと感じているようだ。
 
☆一方で私の方は、アクレディテーションリサーチチームを組んで、21世紀型教育機構メンバー校のC1英語×PBL×ICTを中心とする授業など9項目について、実態調査をしてきた。一年間で500クラスの授業リサーチをチームで行ってきて、21世紀型教育機構は、かなり高いクオリティで、C1英語×PBL×ICTの授業が実施されていることが判明した。完全に足並みが揃ったと思う。
 
☆つい3年くらいまで、21世紀型教育では、大学実績が出ないのではないかと、とある受験カンパニーから揶揄されたものだが、2020年を待たずして、すでに世界大学ランキングで東大以上の海外大学も出始めているし、ICU、SFC、早稲田、慶応、国立大学などAO入試や公募推薦で合格者がでている。
 
☆石川先生と一致したのは、21世紀型教育機構の学校は、一定水準をクリアして21世紀型教育を完成させたということ。早いもので、機構の前身である21会のときの準備段階から6年が経過した。本格的に各校が改革を着手したのは、3年前であるが、成果の兆しがはやくも現れてきた。
 
☆大学合格実績のことだけを言っているのではなく、生徒の教育活動の社会的なインパクトや評価、海外の学校やアソシエーション、大学との連携の拡大など目覚ましい。
 
☆多くのメディアは、相変わらず大学合格実績や偏差値、アクティブラーニングをやる特別な教師の取材記事を書いているから、C1英語当たり前、PBL当たり前、ICT当たり前になっている学校が存在していることに気づかないようである。
☆C1英語だけ取り上げるとか、アクティブラーニングだけ取り上げるとか、ICTだけ取り上げるとか、要素分解主義的な記事はある。総合的に把捉する記事はなかなか世に出ない。
 
☆しかし、そんなことを気にしては入られない。というのは、これらの授業ポイントが当たり前になったということは、さらに質を向上させ、持続可能にしていく必要があるが、そのためには、さらなる次元を見つけることが必要である。次なる教育イノベーションということになる。
 
☆現状で、3つのポイントが、優位だとしても、そのさらなる次元が見つからない限り、必ず閉塞状況が生まれてしまう。日本の国力が一気に低下する2018年以降、それをなんとかする教育力とは一体何か?
 
☆そう議論していくと、前から予感していた教育の第5の波を引き寄せなければならないということになった。つまり、第4の波をBeyondする波を。そして、今年の初めころこれはまだまだ予感だったが、今でははっきり第5の波が押し寄せてきているその波の音を聞くことができる。
 
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☆教育の第5の波とはいったいいかなるものか?21世紀型教育機構の各メンバー校の教育活動を見れば、それは自ずとなんとなくわかると思うが、それがウネリというビジョン出現だとを感じることができるかどうかは、石川先生のような高感度な抽象的思考=アート思考が必要となる。
 
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12月17日(日)、「第1回21世紀型教育千葉カンファレンス」で、石川一郎先生は、第5の波について、本邦初の講演をする。今年最終の講演であると同時に、来年の動きのはじまりを先取りする。終わりははじめであるという石川先生のカトリシズム的発想が流れるであろう。大いに期待したい。

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