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品川女子学院 キャリアデザインのDNA

☆生産年齢人口が激減する時代を迎えている。15歳から65歳がその生産年齢人口に相当する。したがって、中高一貫校の教育には、キャリアデザイン教育があるわけだ。しかし、私立学校のキャリアデザイン教育はほぼ進学指導と同意であるというのが現状であろう。
 
☆そんな中で、品川女子学院は、90年以上も前からキャリアデザイン教育を根付かせ、社会の変化に合わせてライフデザイン教育を進化させてきた。そのことが、首都圏模試センターの記事「品川女子学院2017~90年以上受け継がれてきた品女DNAが国際社会で輝きを放つ」に詳細に記述されている。参考になる。
 
 
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☆そのライフデザインは、まずは28歳をゴールに自分のキャリア設計をバックキャストして考案し、実践するプログラム。だから、一つのイベントを実行するのに、ゴール達成のための過程をきちんと通過していく計画をたてる。
 
☆この「28プロジェクト」というライフデザイン教育には、多くのプログラムがあるが、たとえば、 ニュージーランド研修だと、こんな過程をたどるとある。
中1から3年間かけて「地域」⇒「日本」⇒「世界」と視野を広げます。そして中等部28プロジェクトの集大成として、「ニュージーランド修学旅行」を全員参加で実施します。
☆その過程の中で、リサーチあり、編集あり、プレゼンテーションありだから、「主体的・対話的で深い学び」がすでに実現している。学びのポートフォリオを大切にしていることが伝わってくる。
 
☆また、「起業体験プログラム」も、インターンシップの先駆け的なプログラムで秀逸。SGH指定校ということもあり、英語のレベルもCEFR基準でB2を目指している。
 
☆この記事から、英語4技能はB2レベル、深い思考は、知識・理解→応用・論理的思考まで深める、環境順応型知性から自己主導型知性に成長するというハイレベルな教育を行っていることが了解できる。
 
☆2018年以降、生産年齢人口が激減する局面を迎えるから、さらに人材市場の価値観が大きく転換する。
 
☆同校も、この時代の変化に適用すべく、キャリアデザイン教育のコンセプトをさらに発展させ、英語のレベル、思考のレベル、成長知性の発達段階をさらにステップアップすることになろう。大いに期待したい。

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