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首都圏模試センター 年末の教務研修 明日に向かって教務ソフトパワーを磨く

☆昨日、首都圏模試センターの教務陣は、仕事納め後、夕方日本出版クラブに集結。教務ソフトパワー向上のために教務研修を行った。
 
☆首都圏中学入試市場は、新タイプ入試の新マーケットが10,000人規模でできあがったのだが、その意味を思考コードと思考スキルで分析し、ビジョンを再度共有した。
 
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☆アイスブレイクでは、互いの嗜好性をインディペンデントスピーチ風に語るところから始まった。嗜好性は、思わぬところで、メンタルモデルを開示してしまうものだ。仕事場では気づかなかった新たな人間味を感じつつ、そんな身近な会話の中にも、思考コードと思考スキルで分析できる言葉の空間が広がっていることに気づく仕掛けがそっと埋め込められていた。
 
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☆メインは、「思考コード」と「思考スキル」の精度を上げるワークショップだった。開成を始めとする入試問題を教科を超えて、「思考コード」や「思考スキル」を分析していく。
 
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☆2チームに分かれ、同じ問題を分析して、ズレてしまった問題について、議論を手中していくというスリリングでアダプティブな緊張感もあり、首都圏模試センターのスタッフの柔らかい発想と人柄に感動。
 
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☆「思考コード」と「思考スキル」のすり合わせをしながら、合意形成していくプロセスは、実は思考過程そのもの。首都圏模試センターの教務陣が、このプロセスにスムーズに没入していけるのは、実は、問いと思考コード、思考スキル、正答率予想、解答解説が、くし刺しになっているからである。特に正答率とは、生徒の反応がダイレクトに反映している。
 
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☆受験生の考えているシーンを思い浮かべながら、作問し、成長を促す成績表や解説を創ろうとする緊張感がほどよくある。学校の先生方との研修との違いは、首都圏模試センターの教務陣の場合、市場という場で、通用する正当性・信頼性・妥当性のある成績表をいかに創り上げるかという箇所。
 
☆学校現場は、市場ではなくて、大学などの進路先の相手に伝えるメッセージ性の高い評価をいかに客観的に公平に創れるかということが課題だからである。
 
☆この違いが何を意味するかは、今後考察に値するテーマであることに気づいた。
 
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☆さて、従来の入試問題分析は、問題傾向と解答に力点が置かれていた。受験生と学校のマッチングは、その問題の解答力が合格点にとどくかどうかというシンプルなものだった。
 
☆しかし、今日は、新しいタイプの入試問題が開発され、認知能力を診断する問題ができたかどうかのみならず、自分はどう考えるか、どうしたいのか、どうやり切ってきたのか、これからどうやりきるのかなど、非認知能力(思考コードでいえば、C2C3)まで問われるようになってきた。
 
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☆そのため、首都圏模試センターも、思考コードによって、学力から非認知能力の範囲までカバーできるチャレンジがなされているし、その過程で、受験生が成長する自分を知ることの重要性が議論されるようになってきた。
 
☆また、そのように自分の学力も、自分の存在の価値も成長していく受験生にとって、その後もその成長をサポートできる環境をもっている学校はどこなのか、学校・教育の情報もディープなところまでリサーチするようになってきた。
 
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☆首都圏模試センター自身、多様な新しいタイプの入試問題に対応する模擬試験を開発し続けている。思考コードはそれに対応する成績表を生み出す重要な考え方。
 
☆教科を越境して共有し、実際に活用していっているわけだ。それだけ、柔らかい発想を大切にしている教務陣であるし、そのソフトパワーはどんどんダイナミックかつアカデミック、それでいて極めてプラクティカルに生み出されいる。
 
☆2018年、何かが起こると、同センターは予測しているわけであるが、その予測にきちんと対応できるように教務研修をして、2018年に立ち臨む準備をしたのだった。凄まじい多忙な中でも、明日に向かって備えることができる組織。だからこそ、時代の変化を牽引できるのであろう。

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