國學院大學久我山 次のステージへ(2)
☆つまり、普遍的な基準に到達するや、それはまだ特殊普遍で、真の普遍ではないことに気づいてしまう。それゆえ、いつも現状でベストの普遍的な基準をつくりながらも、明日には真の普遍に向かって絶え間ぬ追究が始まるのだ。
☆だから、データサイエンスが重要だといわれる昨今でも、まだまだ捉えきることができない。しかし、今井寛人校長は、30年以上も前から、数学の教師ということもあって、多様なデータを駆使しながら経験を重ね合わせて、そのズレを見出し、それは一体何か追究してきた。そのプロセスの中で、判断力をトレーニングしてきただろうし、その長い経験が、学校や社会が動く納得のいく決断を行ってくることができた。
☆来春新設するCCクラスも、実は2020年の大学入試改革という外部環境の変化から発想したというより、その長い判断基準の普遍化の積み重ねの中から生まれた。時代の変化が、すでにあった着想を現実化するタイミングになっただけなのである。
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