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和洋九段女子の教育の挑戦!学内に新風巻き起こす!

☆和洋九段女子は、今春から21世紀型教育へ転換し、新しい教育に、教師と生徒が一丸と挑戦している。英語4技能環境の充実、全教科でのPBL(アクティブラーニングと呼ばれることもある)型授業の展開、1人1台のタブレットの導入が、その象徴的な取り組み。
 
☆その取り組みは、もちろん、2020年大学入試や政財官学からの新しいキャリアデザインの要請に対応するものでもあるが、英語力と論理的・批判的・創造的思考という高次思考力、正解が1つではない未知の問題への挑戦する意欲は、何よりも自分の個性と他者の個性の両方を尊重しながら、社会に役立つ自分の生き方を豊かにしていくコンピテンシーの育成そのものであることは言うまでもない。
 
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☆このようなカリキュラムポリシーとディプロマポリシーへの挑戦は、そのままアドミッションポリシーにも反映する。2科4科の知識・理解という基礎学力を身に着けてきた生徒と論理的・批判的・創造的思考力の方を基礎学力の前に身に着けている生徒の両方にチャンスを開く入試を設定しているというのは、そういう理油である。
 
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首都圏模試センターの記事「和洋九段女子がプレテストと思考力入試勉強会を開催!!」によると、同校では、この2科4科及び英語、思考力すべての入試に対応するプレテストや「思考力」入試の体験ができる勉強会など設定している。
 
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(和洋九段女子の高次思考力を養う数学の授業のシーン。PBL型でタブレットも活用している。)
 
☆思考力入試の勉強会では、入試直前でもあるから、2科4科とも共通する「論理的思考力」の最終調整もできる。この論理的思考力を磨き上げることは、知識の記憶や活用にも有効。
 
☆そして、この時期、どうしても緊張しすぎるほど緊張してしまいがちな受験生のマインド。和洋九段女子の先生方とのコミュニケーションを通して、凍てついたマインドを溶かすことができるだろう。
 
☆モチベーションや適度な緊張感(クリエイティブテンション)を自分でコントロールできるようになるのも、PBL型授業の大きな特徴であるが、それも体験することができる。
 
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(改革や挑戦ができるのは、伝統の中にすでに躍動感として内包されているからでもある。)
 
 

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