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2018年首都圏中学入試(1)interbeingの時代始まる。

☆2018年1月5日、首都圏中学入試は、茨城の東洋大学附属牛久の第1回の一般入試からスタートした。すでに帰国生入試や推薦入試は、12月の段階で行われていたが、本格実施はいよいよこれからだ。

首都圏模試センター「2018年入試倍率速報」によると、中学開設3年目の東洋大学附属牛久の第1回目の募集は前年対比横バイ。しかし、1回目2回目合わせて30名の募集人員だから2.7倍は人気を示している。

 

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☆スーパーグローバル大学東洋大学と連携し、200名以上進めるし、中高の英語教育もかなり先進的。ユニクロや国連とのコラボプログラムもあるようだ。グローバルゴールズについての取り組みにつながる本格的な学びのチャンスを用意をしているということではないだろうか。
 
☆茨城エリアには、IBを導入している茗渓学園もあり、両校のように教育イノベーションに前向きの私立学校が増えることを受け入れる市場があるということは、子供たちの未来にとっては大歓迎。
 
☆1月10日には、埼玉の一般入試がスタートする。開智1回、栄東A日程、午前の西武学園文理(特選クラス入試・第1回)、午後の西武学園文理(特選クラス入試・特選特待)は、いずれも前年対比増。
 
☆開智の探究型授業、栄東のアクティブラーニングは前から有名だが、西武文理も昨年加藤潤先生を中心とするアダブティブリーダーチームが改革を進めている。
 
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(西武文理の理数科では、サイエンスイマージョンも開始。写真は加藤先生のfacebookから。)
 
☆加藤先生自身、アクティブラーニングや新しい柔らかいコミュニケーションシステム構築に奔走している。モデルイメージは、かえつ有明の成功モデルをデザインした元同僚の佐野先生と金井先生の授業やクラスマネジメント。教育イノベーションが埼玉にも着実に広まっている。
 
☆もちろん、大学合格実績もきちんと出し続けていく。このような学校は、21世紀型教育先進校工学院やかえつ有明のように、中1から高1までは、探究型授業がベースで、高2からキャリア形成戦略型授業にギアチェンジできる。
 
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(かえつ有明の先生方に、アクティブラーニングを共感的に伝授する金井先生のワークショップで。)
 
☆特に佐野先生と金井先生は、そのギアチェンジを、生徒自身ができるようにファシリテートしていく。この2人の魂を加藤先生はシェアできている。学校を超えてSourceはあふれ出ているわけだ。その泉を受け入れるかどうかは、教師次第である。
 
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(根源的泉は、1人の思想からだけでは湧いてこない。仲間とつくる別次元のinterbeingから。この着想を私は、この佐野先生と金井先生ワークショップデザインの姿からゲットした。)
 
☆そして、佐野先生と金井先生がSourceというとき、何を意味するかというと根源的なマインドのことを示唆する。
 
☆このSourceMindsetが、共感的に響き渡ったとき、生徒の自己変容はすてきにすさまじい♪2018年は、佐野―金井のマインドセットモデルが一気呵成に広まる時代である。それはなぜか?今回の入試動向をみていく過程で明らかになるだろう。

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