【メモ】2018年誕生する新中学入試市場は2024年までに完全に変貌する。
☆ICTの発展(ウェブ3.0)によって、C1英語は、C1言語にシフトする。言語というより言語感性と言語思考が前面にでてくる。
☆となると、感性と思考をめぐる哲学が必要になる。世界の平和は、各国のめいめいの利益の調整ではなく、全く新しい共通の価値を創出しなければ解決できないところまでくる。いよいよ一般意思3.0ということなのだろう。
☆その動きを支える教育は、リベラルアーツの現代化が前面に出てくる。STEAM教育×哲学。これを基礎学力とする世界標準化によって、教科主義は消滅するだろう。もちろん、2024年の話で、今年2018年はそこに向かって進む。
☆中学入試市場にインダストリー4.0市場と重ねると、2018年の市場構成は、2024年にはがらりと変わることがわかる。
☆今年はまだ、新しい価値創出への転換起点で、20世紀型教育も21世紀型教育も併存しているし、ウェブ1.0が依然として大きい。ウェブ2.0やウェブ3.0はまだ部分集合だ。
☆しかし、2024年は、タブレット元年を通過するし、スマートシティ化やグローバルシティ化が実現するから、ウェブ3.0一色になり、インダストリー4.0社会になってしまう。このとき20世紀型教育は遺物でしかなくなる。
☆いまそのような教育にこだわっている学校は、2024年にはローパフォーマンス21世紀型教育と化している。その時点で、21世紀型教育は当たり前なので、ローパフォーマンス教育、クオリティ教育、ハイクオリティ教育、エクセレント教育という偏差値ではなく、教育の質の差がついているだろう。
☆なお、ウェブ1.0→ウェブ2.0→ウェブ3.0は、デバイスのシフトを意味するのだろうが、ここではさらに、そのデバイスのシフトに伴う言語次元の変化を強調したい。
☆言語B1レベル(世界の情報の獲得)→言語B2レベル(世界の情報編集の共有)→言語C1レベル(世界の情報はもちろんいまここでのリアリスティックな知性感性の情報で議論できる)。
☆このC1言語レベル(英語だけではなく多言語使用が可能になる)になるには、ウェアラブルPCというデバイスが必要になる。これはすでにできており、普及するかどうか。とりあえずは、AIスマホでできるのだが。それだとまだリアリスティックではない。
☆とにもかくにも、GDP成長政治経済社会から言語成長文化経済社会に転換することは見えてきたのではあるまいか。よりシンプルに思考するU人間=interbeingとして生きる。それには、言語がAIと一体化しなくてはならない。
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