2018年首都圏中学入試(44) 富士見丘 異次元のグローバル教育
☆SGHの活動も、釜石に、台湾に、シンガポールに、マレーシアとフィールドワークをしている様子が次々と公開されている。上智大学や慶応大学などとのグローバル高大連携も充実。
☆これだけのグローバル教育を実施して、かつ1クラス25人くらいのスモールサイズの学校。帰国生にとっては、海外のエスタブリッシュスクールでの生活を続けることができるというので、大評判である。
☆毎年のように、海外提携校から、先生方が訪問し、授業を行う。今回は、英国の姉妹校ウェストンバートスクール のMew 先生が訪問し、高校1年生を対象にシェイクスピア「真夏の夜の夢」を題材にした特別授業が行われた。
☆そういうわけだから、進学力も凄まじい。現段階で、AO入試などで、すでに成果がでている。たとえば、次のような大学。
ロンドン大学 キングスカレッジ【英国】1名
クイーンズランド大学【豪州】1名
早稲田大学(国際教養)1名
上智大学(外国語)(法)(総合人間科)3名
☆海外の大学は、いわゆる世界大学ランキングで100位内に入っているが、特にロンドン大学キングズカレッジは、東大よりも上位。クイーンズランド大学も、東工大よりも上位である。一般入試が終わるころには、驚くような実績がでているだろう。
☆しかし、それは、規格外のグローバル教育と中1から積み上げている「自主探究活動」によって、自らの存在価値や才能を発見していった結果であって、進学力と革新力の統合された総合的教育力の賜物である。
☆これだけの、贅沢な良質の教育であるにもかかわらず、現在、中学入試の出願は前年対比83.6%。全体として人気がないのではなく、帰国生や新タイプ入試(英語入試、ICT思考力入試、グローバルアスリート入試など)は、増えている。
☆従来型の入試が減っているということなのである。おそらく、グローバル教育は、自分には関係ないと考える教科入試を選択する生徒や保護者にとって、英語教育についていけるかどうか少し不安なところがあるのかもしれない。
☆たしかに、英語入試や帰国生入試で入学してくる生徒は、英検2級から英検準1級まで取得している生徒も多い。
☆しかし、実際には、英語が得意な生徒と富士見丘で初めて英語を学ぶ生徒は、善き相乗効果が支えとなって、最終的には富士見丘の生徒みんなが英検2級から英検1級まで取得できる実力を身に着けることができる。
☆今後ますますMARCHクラスの大学も4技能英語力の高い生徒を受け入れる。2020年大学入試改革によって、私立大学は、ますますAO入試も増やしていく。50%を超える勢いだと言われている。
☆自分とは何か、見つめながら、友達のみならず、海外のネットワークとも結びついて、互いに刺激を受け、成長していくことができる学校である。併願校がまだ完全には決まっていない受験生は、富士見丘学園のWILL入試や、科目入試にチャンレンジしてみてはどうだろう。
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