【メモ】佐野先生と金井先生の革新的情熱
☆まだまだ、日本の企業や学校では、せいぜい縦と横のバランスをどうマネジメントしていくかが組織で問題になるだろうが、そのような二項対立を超越できないかと。
☆どうしても、善と悪の葛藤を内包してしまうので、衡平を保つ過程で排除されたり抑圧されたりという事態が起こる。
☆そうならないようにするには、仲間性という合言葉を組織を組むときに必要とするのかもしれない。階層構造やそれを横断するプロジェクトという組織マネジメントではなく、個人が根源に迫る冒険を貫くことによって、その果てに仲間性が生まれるような組織はいかにして可能か?
☆その理想を求めて、NVCやU理論を活用したのだが、前提が階層構造の組織。そうではなく、初めから縦も横もない組織から出発できないかと。ただただプロジェクトだけの組織ということかもしれないが。
☆ここでは、交換の正義によって競争が正当化されるのではなく、配分の正義によって、個人が生かされるそんな組織。もちろん、その配分は、究極の仲間性によって規定される。究極の仲間性は、一方で究極の自己沈潜による自己変容が可能にする。
☆佐野先生が金井先生とつくってきたプロジェクトクラスは、ある意味そんな理想的なチームだったのかもしれないと。
☆ここのところ佐野先生も私も読んでいる「TEAL組織」はそのような考え方のヒントになるのかもしれないと。おそらくそこは金井先生ともシンクロしているだろう。
☆やはり、自己変容型知性を求める革新的情熱は静かに柔らかくそれでいてメラメラと内燃していた。凍てついた教育領域がそこから氷解していくのではないだろうか。
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