2018年首都圏中学入試(64) 三田国際 中学入試全日程終了。今年も大人気そしてさらに難化。
☆1つは、受験生の併願校の顔ぶれの大きな変化である。難関校との併願が増え、中でも慶応グループのように、難関校で21世紀型教育的な実践をしている学校が多くなったということである。
☆もう1つは、今年新設の「21世紀型入試」という思考力を全面的に問う入試でのことである。入学前から別次元のポテンシャルの高い生徒がますます増えたことに感動したと大橋学園長は興奮して語っていた。
☆新たな教育の可能性の手ごたえを感じているのだと思う。
☆入試が終盤に進むにつれ、塾の先生方の応援の列も、例年いなく長くなったそうである。三田国際の先鋭的な21世紀型教育は、完全に中学入試市場でブランドポジショニングを勝ち得たということだろう。
☆進学実績も2020年に向けて急上昇していくはずだから、中学入試市場にインパクトを与え、さらに市場は難関校の意味を再定義せざる得なくなる程の影響を与えることになるだろう。
☆渋谷教育学園グループが、御三家を揺さぶっているように、今度は三田国際が、同グループに揺さぶりをかけることになるだろう。
☆こうして、難関校に切磋琢磨を要求する三田国際は、大学進学実績の競争市場から、水準の高い良質の教育市場へシフトする大きな役割を果たすことになる。
☆そして、次のステージでは、大学にも、偏差値競争に依存するのではなく、21世紀型大学へシフトする改革を急ぐように大いなる影響を与える存在になっていくだろう。
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