【速報】関西カトリック2校 21世紀型教育改革 評価広まる
☆両校ともC1英語の環境をつくるべく英語イマージョン教育を実施。また、PBL型授業の質向上にも余念がない。改革1年目は、中高の3分の1が、タブレット1人1台の環境だったが、今年4月から3分の2がその環境になる。2019年には、全学年揃う。探究を中心とするリベラルアーツのプログラムも着々と試行錯誤が進んでいる。そして、女子校から共学校になるに伴い、グローバルアスリートの象徴であるサッカー部新設。コーチは元Jリーガー。
☆改革当初は、関西では21世紀型教育は流行らない!とズバリ塾に言われたが、モバイル文化が当たり前の中学生は、自ら情報を獲得して両高校になだれこんだ。
☆1年目は、中学は爆発的に集まっていなかったが、今年は、英語のイマージョン教育体験をした小学生が、中学になだれこんだ。
☆2016年の最初の募集活動では、当たり前だが、まだ生徒がいなかったから、実際に体験できる授業を展開できなかった。それが昨年は実際の授業のプログラムを体験してもらうことができた。
☆市場のニーズに合わせてわかりやすく説明会を工夫せよというステレオタイプのマーケティングは、両校の場合、使えなかった。関西には、21世紀型教育市場はないと思われていたぐらいだ。ニーズを探すにも探しようがなかったからだ。
☆では、どんなコンセプトで、生徒に魅力を伝えることができたのか?これについて、大いに盛り上がった。このことについては、いずれ21世紀型教育機構サイトで公開したい。首都圏のように、まだ市場があるところでも、この関西両校の独自の、そして考えてみれば当たり前の戦略が参考になるだろう。
☆この手法は、しかし、三田国際の手法とはまた違う。それは両校主三田国際のハーフサイズの学校だからできることでもある。もちろん、共通しているところもある。三田国際の“Soul”の共有構造は、カトリック両校の場合は、グローバル宗教であるカトリックの精神を共有するという構造に重なるのである。
☆いずれにしても、伝えるから伝わるへ、そして伝わるから「X」へなのである。
☆忙しい最中、2時間も座談会の時間をとることができた。この「X」なる気づきによって共有は実にハイテンションになった。
☆そして、そのままアサンプション国際の未来を創るプロジェジェクトメンバーによる「生成的スクライビング」研修(21世紀型教育機構のメソッド)が始まった。石川先生も参入し、U理論×カトリック思考コード×思考スキル(問い作成技術)を楽しんだ。
☆この研修を楽しめるマインドセット、つまり、深く考え議論することは楽しいというGrowth Mindsetが学内に浸透できるホラクラシーな組織づくりをアサンプション国際は創ろうとしているのだと思う。
☆石川先生も感動し、香里ヌヴェールにまた何か持ち帰ろうとしていた。かくして、21世紀型教育機構のメンバーには、創造的破壊神=文化英雄が本当にたくさんいる。
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