教育の再定義の時代「グローバル教育3.0」(01)
☆昨日(2018年2月18日)、工学院大学新宿キャンパス アーバンテックホールで、<21世紀型教育機構 第2回「新中学入試セミナー」>が開催された。テーマは「どう変わる日本の教育・私立中高の教育」で、コンセプトは≪教育の再定義の時代「グローバル教育3.0」≫。
☆21世紀型教育機構の加盟校15校は、不退転の決意で、世界標準の教育を目指すことを誓い合い、互いに切磋琢磨して進化してきた。8年目を迎える。
☆そして、ようやく、工学院の平方校長(21世紀型教育機構副理事長)が最後に語った次の21世紀型教育機構の共通教育システムを加盟校すべてが実践するステージに到達した。
☆すでに、世界大学ランキング100位内の海外大学進学者も出始め、世間にとって関心の高い大学合格実績も、2021年には、たくさん出る準備も整った。
☆共通教育システムというっても、それはコンセプトの話で、具体的なプログラムは各校のオリジナリティに任されている。
☆それゆえ、そのオリジナリティが、コンセプトを反映しているかどうか、年に一度アクレディテーション(質保証の認定をする)調査団が、モニタリングをして、スコアを出す。このアクレディテーション項目は、100を超えているが、一つひとつ丁寧にクリアしているかどうかをフィールドワーク手法とインタビュー手法で、リサーチしていく。
☆5段階にわかれていて、3段階以上でなければ、21世紀型教育を行っているという認定がでない。
☆21世紀型教育機構に加盟していないが、21世紀型教育をうたっている学校が、もしもアクレディテーションを実施したら、認定されないということもあるだろう。そもそも、上記の21世紀型教育の共通システムを実施していない場合もあるだろう。
☆同機構加盟校は、そうならないないように、21世紀型教育の共通教育システムのリフレクションを行っている。
☆この21世紀型教育の共通システムの意味を、「世界の教育と日本の教育」、「現在の教育と未来の教育」、「旧来の中学入試市場と新しいウネリが生まれている中学入試市場」という3つの軸で比較しながら問い返し、その実践例を2つのパネルディスカッションで語り合い検証していったのが、今回の「新中学入試セミナー」である。
☆そして、それによって、「教育の再定義の時代」の到来を、参加者の方々と共有したのであった。
| 固定リンク
「21世紀型教育」カテゴリの記事
- 石川一郎先生のメタファー対話(2021.08.22)
- 学習指導要領の再定義の必要鵜性?(2020.08.28)
- ホンマノオト21に移動します。(2018.07.25)
- 【CoMe世代】2006年以降に生まれた子供たちのためにヒューマン・プロジェクトを立ち上げよう。この10年間で、デストピアかユートピアかが決まるのだ。(2018.07.19)
- 【聖学院 生徒の未来を創るコンフォートゾーン(2)】(2018.06.28)
最近のコメント