【お知らせ】はやくも2019年度中学入試へ。多摩エリア春一番合同説明会。
☆参加校の中に、工学院、聖徳学園、文化学園大学杉並、八雲学園がはいっている。いずれも21世紀型教育機構加盟校でもある。C1英語、PBL(アクティブラーニング)、ICT教育、STEAM教育に力をいれている。
☆また、文化学園大学杉並、八雲学園は、今年4月から共学校になったので、早速新しい息吹を感じることができるだろう。
☆この4校は、2020年から驚きの大学進学の成果がでることになるが、現在からすでに世界大学ランキング100位以内の国内外の大学に進学する生徒が出始めている。
☆開成や海城が、海外大学進学者を増大させているのだが、今後、大学進学実績をこの切り口で比べると、東大合格者ランキングとはまったくちがったリストができあがる。
☆従来は東大合格者数ランキングが、一つの成果の目安だったが、東大以上の世界大学ランキングで比較するリストも加わるだろう。
☆また、入り口のところでは、中学入試偏差値が一つの目安だったが、今後は帰国生が選ぶ学校リストというのもその目安の一つとして加わるだろう。
☆2018年度中学入試が拓いた新タイプ入試の勢いが、学校選択指標の多角化を実現したと言えよう。
☆そして、この新たな選択指標は、当然ながら、海外大学へのカリキュラム、帰国生が選ぶ学びの環境という各学校のカリキュラムマネジメントが注目されるようになる。
☆生徒募集や大学合格実績は、教育課程表の時間という物理的量が多ければ出るという時代は去った。もっと教育の過程の質が重視されるようになっている。
☆帰国生や海外大学挑戦者は、自らその教育の過程の質を可視化して語れなければならない。なぜなら、彼らは、いつも自分とは何か、自分はどんな環境で学ぶのか。そして、そこで何を探究するのかというセルフマネジメントを問われるからである。
☆そのような生徒を学校が抱えるとき、学校自身がカリキュラムマネジメントを可視化できるシステムにしていると、ますますその生徒のアドバンテージは上がるのである。
☆学校選択指標の多角化は、生徒募集、カリキュラムマネジメント、大学進学成果の質の証明も要請するようになる。
☆特に早稲田大学と慶應義塾大学が、東大とは独自路線で、世界大学ランキング上昇を狙い始めている。ランキング競争なんてというかもしれないが、大学当局の本意は、教授陣の質、論文の引用数、授業の質などを上げることによって、ランキングを上げようということなのである。そうでなければ上がらないのが、偏差値とは大きく違うところだ。
☆MARCHも、このままでは、価値がないとまで産業界や大学受験ジャーナリストから酷評されている昨今。このままだまっているとは思えない。2018年問題は、ドメスティックな問題解決では歯が立たないことを示唆している。
☆したがって、世界大学ランキングに挑戦し、教育や研究の質を上げる大学がサバイバルできるということを意味している。
☆当然、そこにつながる中高も、教育の質を重視した学校がサバイブする。
☆春一番、各校の可視化された教育の質を見にいこうではないか。
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