2019年中学入試の新フレーム(25) 石川一郎先生とC領域思考の軸を共有。
☆香里ヌヴェール学院は、2年目の21世紀型教育改革で、生徒数を一気に2倍にした。大学合格実績は、もちろん、これからであるが、期待値は高い。それだけ、教育の魅力がアピールできたということだろう。
☆C1英語やPBL、ICT教育、アートを中心とするリベラルアーツ教育を徹底的に完備している。しかし、石川先生は、それが本当の魅力だったわけではなく、そのような教育環境で首都圏模試センターの思考コードでいえば、C領域思考人間の育成が行われているという手ごたえを感じてもらえたからだという。
☆NHKのテストの花道に出演した時も、同学院の思考力入試問題が紹介され、石川先生は、間接的にではあるが、C軸こそ自分軸なのだということを語っている。
☆どんなに、C1英語やPBL、ICT教育などを目指そうと、教師がA領域思考人間、つまりA軸を自分軸であると幻想を抱いていると、魅力的にはならない。
☆ただ、多くの学校がまだ他人が与えた基準を自分軸にすり替えている段階なので、A1領域ではなく、A3領域を示すと、A3をC軸と間違えられ、魅力的に映ってしまうということがある。
☆イノベーティブな人間だといっている論者は多いが、たいていはA3だ。それでいて、自分を創造的だと思い込んでしまっている論者が多い。
☆石川先生は、日本中で、講演したりワークショップを行っているので、自分自身がC軸を大切にしていることを標榜しつつ、A3に陥ってしまわないようにモニタリングをしている。
☆時々、特別なテーマもないのに、ふらっと対話しようよと朝急に連絡があるのは、そういうことだろう。
☆私で、モニタリングができるかどうか自信はないが、日本の教育のインフルエンサーである石川先生の力に少しでもなれるとしたら光栄である。
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