2019年中学入試の新フレーム(26) Mの衝撃 三田国際の21世紀型教育 はやくも真価発揮。
☆昨夜、三田国際学園の大橋学園長(21世紀型教育機構副理事長)と対話をした。21世紀型教育の本格的な改革学年は、中学から入学している今年4月からの新高1生からであるが、高校から入学した21世紀型教育改革1期生の今春の大学合格実績をみると、はやくも21世紀型教育の成果がでたと手ごたえを感じているということだった。
☆電話での対話だったので、詳しい数字まではわからないが、国公立大学もきちんとでているし、合格人数を絞って超難関化した早稲田、慶応にも合格していた。上智の数も強烈だった。
☆21世紀型教育を3ポリシーのコアに据えて2015年から募集を開始した。そのときから3年間だけ、高校入試も行った。何せ、当時は全学年で120人。現在は1200人強である。それを3年間で達成したわけであるから、中高入試におけるMの衝撃波は、すでに三田国際の21世紀型教育から放たれていたわけである。
☆生徒募集だけではなく、いよいよ大学合格実績でも成果を挙げられることを21世紀型教育は証明することになる。もちろん、この教育の質の品質保証は、21世紀型教育機構のアクレディテーションによっても認められており、外部団体の多様な視も通されている。
☆21世紀型教育機構の21世紀型教育は、グローバル高大接続準備教育という側面もあるから、世界大学ランキング上位の国内外の大学が選択肢になっている。
☆三田国際は、この領域においても、成果をあげ、海外大学も複数進学するという。まだ世界大学ランキング100位以内ではないが、200位以内に入っているという。早稲田、慶応以上のランキングであることに変わりはないから、やはり成果がでていることを示唆している。
☆もちろん、三田国際のディプロマポリシーは、世界大学ランキング上位の大学に合格させることが第一義の目的ではない。中高時代に、自分の探究したいことを見つけ、大学において研究していける学問的な活動ができる知を養うことが目的である。
☆もちろん、探究したいことは、自己変容するわけであるが、三田国際で身に着けた学問的知や構えは、探究の対象が変わっても、十分通じるのである。WhatとHowの両方を深めていくのが、21世紀型教育だからである。
☆フンボルト入試などにチャレンジした生徒が、「三田国際のPBL型の探究活動がそのまま活用でき、楽しんで臨むことができました。ありがとうございました。」と駆け寄ってきたり、最後の戸板生が「大橋先生、本当にありがとうございました。三田国際に変わったおかげで、入学当時に思ってもいなかった進路が開けました。」と声をかけてもらったりと、大橋学園長にとっては、感動と21世紀型教育の手ごたえを確信した卒後式となったようだ。
☆そして、アドミッションポリシーにも少なからず影響する、世の中の4模試の偏差値であるが、4月から、すべてスコアが上がる。
☆先鋭的な21世紀型教育を牽引する三田国際の真価発揮の時代が、2018年から続くことになるが、今年4月の新高1から、メディカルサイエンステクノロジーコース(MSTC)が始まる。三田国際のMの衝撃波はさらに増幅し、時代を大きく変えることになろう。
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