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2019年中学入試の新フレーム(29) 2019年は、グローバル教育3.0。大学合格実績の見方も変わる。

☆2月18日(日)、21世紀型教育機構は、いちはやく2019年入試を見据えた「第2回 新中学入試セミナー」を開催した。セミナー開催の通奏低音は「グローバル教育3.0」。2020年の大学入試改革は遅速するも、産業界や世界の教育は大きく前進し続けている。公立学校は、どんなに生活世界が先に行っていても、残念だながら、教育委員会と文科省の先を越すことはできない。
 
☆生活世界(グローバル市民社会)の変化か?官僚のプランの変更か?私立学校は、前者を選ばざるを得ない。先回りしてモデルを形成する使命があるわけである。
 
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☆そういうわけで、時代を切り開く先行モデルとして、21世紀型教育機構加盟校のそれぞれの取り組みを公開した。
 
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☆1989年から2011年までは、グローバル教育1.0.2012年から2017年までは、グローバル教育2.0、2018年から2020年までは、グローバル教育3.0という流れに世の中はなっている。したがって、2019年は、グローバル教育3.0のフレームで見ていく必要がある。
☆そういう意味では、大学入試改革は、一歩立ち遅れてしまっている。どうやら、学校選択も、このようなシフトチェンジをしているところはどこか、見定めることは、未来を見誤らないためにも重要である。
 
☆まとめてしまえば、シンプルに上記の1枚のマトリクス表なのだが、具体的な教育展開は極めて多様で豊かである。その様子を株式会社カンザキメソッド代表の神崎氏が21世紀型教育機構に寄稿してくださった。マトリックス表と神崎氏の記事を照合しながら読んでいただけると新しいビジョンをイメージしやすいと思う。
 
 
☆それから、セミナー当日はまだ加盟校の大学合格実績が判明していなかった。大学受験真っ最中だったから当然であるが、今徐々に判明してきている。結論から言うと、成果がでてきている。
☆世界大学ランキング200位以内の国内外の大学(日本の大学は、東大と京大しか200位以内に入てちない)に、加盟校の成果を合わせると30人は合格している。つまり、かなりレベルの高い海外大学に合格しているのである。
 
☆それから、THEの世界大学ランキング1100位以内であれば、たとえば、工学院は卒業生比65%の生徒が合格している。世界の大学の数は約20,000だから、上位約5%の中に入っている大学に、65%の生徒が入っているわけである。
 
☆他の加盟校も同じような傾向だと思う。また判明次第お知らせしたい。とにかく、このように大学合格実績のものの見方も変わるのである。

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