思考コードで見る「教育・産業・社会」(21) 第7回 科学の甲子園全国大会結果出る
☆その趣旨などについては、こうある。
「科学の甲子園全国大会」は科学好きの裾野を広げるとともに、トップ層のさらなる 学力伸長を目的として、高校生等を対象に平成23年度に創設されました。 第7回全国大会には、過去最高の参加校数となった698校から8,725名のエン トリーがあり、各都道府県の選考を経て選抜された47校、合計361名の高校生達が、 科学に関する知識とその活用能力を駆使してさまざまな科学的課題に挑戦しました。 筆記競技と3つの実技競技の得点を加算した総合成績によ(る)」
☆「トップ層のさらなる学力伸長」というフレーズは少し気になるが、それは主催者側の問題であるから、こちらに置いておいて、とにかく同報では、果敢にチャンレンジする学校のうち選抜された47校のリストを見ることができる。
☆リストを見ていておもしろいのは、茨城の代表は並木中等教育学校で、順位も4位とベスト5入り。公立学校ではナンバー1である。
☆そして、隣の千葉県の代表は県立千葉高校。ここも公立中高一貫校である。トップ層のさらなる・・・というコンセプト通りである。
☆東京は筑駒、神奈川は栄光、埼玉は浦和高校であるから、まさにということだろう。
☆北海道は、函館ラ・サール、鹿児島はラ・サール、愛知県は海陽学園、愛媛は愛光、長崎は青雲となっていて、全寮制の学校。もちろん、コンセプト通りの学校でもある。それにしても、全寮制の学校というのは、魅力的ということではないだろうか。
☆こうしてみると、この科学の甲子園は、未来の日本を創る人材の登竜門としての働きをしているということなのかもしれない。
☆しかしながら、8,725名ものエントリーがあったことは多いのか少ないのか?というのも、すべての子供たちがC領域思考人間として成長することが望まれるからだ。
☆このことを解決するには、ICTの活用が必須である。ぜひ果敢に挑戦した生徒が、将来これを解決するデジタルネイチャーの世界を構築してくれることを期待したい。
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