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教育の再定義の時代「グローバル教育3.0」(13)創造的破壊としての思考力×ICT④

☆2月18日(日)に行われた「新中学入試セミナー」(21世紀型教育機構主催)において、東京女子学園教頭落合先生はパネラーとして、思考のプロセスを可視化し共有することで、論理的・批判的・創造的思考力を豊かにして、自己肯定感を高めていく最先端授業モデルについて語った。
 
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☆「思考の過程」は大事だ大事だと世の中では言われるが、実際にはそれを見える化することは難しい。まして、考えている自分が、考えている自分のプロセスを自分自身でどのように知ることができるというのだろう。
 
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☆教頭落合先生は、それは教師も生徒も思考コードを共有しているからできると語る。思考コードとは、ルーブリックを記号化したものであるが、記号化しているがゆえに、思考過程をたどるリフレクションができる。
 
☆ルーブリックだと、今日は論理的思考をディスカッションしながら活用したけれど、特に比較・対照のスキルを十分活用できたという自己評価になる。いわゆるCan-Doリストができたかできなかったかがわかるのだが、大切なことは、そのDoをどの文脈で活用できたのかという、思考過程だ。
 
☆思考の文脈を無視して、Doできたとしても、それは実際の問題解決能力に結びついているかどうかは実はわからないのだ。学びの分解で終わってしまい、学びの全体像をつかむことができない。
 
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☆落合先生は、たとえば、携帯電話問題についてディスカッションしたとき、どんな問いと回答の連続があり、そのそれぞれは、思考コードのどの領域での思考だったのかをリフレクションすることにより、思考の過程の深まりやスキルの強度を自覚することができるという。
 
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☆そして、それができるには、one to oneのタブレット環境があるからだと。e-ポートフォリオに記入していくときに、共通の思考コードで思考プロセスをリフレクションすることができるからだ。
 
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☆東京女子学園は、英語教育ではすでに定評があるが、ICTを活用した地球思考を豊かにしていく最先端授業をデザインしている。近い将来、グーグルドライブなどを活用しながら、生徒1人ひとりが、自分の思考力の強度をデータでリフレクションできるようになるはずである。
 
☆他人がつくった偏差値のような尺度でではなく、自分の信用力・貢献力を、e-ポートフォリオやセルフマネジメント度などのデータエビデンスで語ることができるようにもなっているだろう。
 
☆その信用力とは、今日自分があるのは、どれだけの多くの人と協力してきたか、どれだけ地球規模の情報を分析してきたか、どれだけ多面的に自分を見つめ、本質に迫ってきたのか、それを表現するデータデザインにかかっている。

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