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【感想】人間力差くっきり 大手塾シンクタンクの代表者の分析

☆ある中学入試報告会に前半部分参加した。大手予備校のシンクタンクの代表者とのパネルディスカッション。後半は懇親会。
 
☆偏差値の高い生徒もそうでない生徒も、一人一人の学び方を対話によって共有しながら、それぞれの居場所としての学校に合格させる人間的魅力も高い知力もある塾長の存在に中学入試の魅力を感じた。
 
☆その塾長も共感するパーソナライズな多様な才能を受け入れる新タイプ入試の広がりをデータに基づきながら、かつ取材も重ね合わせて、入試動向の大局を俯瞰しながらも、受験生の不安を乗り越えようとする息遣いを語る繊細な視点も持ち合わせたやはりすぐれたシンクタンクの代表者の存在に、希望を見いだせた。そのシンクタンクは中学入試の3分の1シェアだから、ますます期待がもてる。
 
☆しかし、その一方で、慇懃無礼な抑圧的な要求を押し付けてくるシンクタンクの代表者もいた。子供の人権、女性の人権に抵触する失言一歩前の言語観に、中学入試の暗黒面があることも了解できた。
 
☆定量的なデータを読み上げるだけで、自分の身の回りの一部のサンプルで針小棒大に語る方もいらした。中学入試市場をフリーズさせる一つの要因を発見したような気がした。
 
☆同じような方もいらしたが、少し違うのは、新聞などのメディアで流されている程度の大学入試改革情報と中学入試の動向をざっくり結びつけるいい加減な方もいらした。つながっているのは確かだが、その理由を話さないのは、ちょっと問題である。というのも、それを語ると、本質が大事だという話が、思考力入試にストレートに結びついてしまうからだ。つまり、自分のポジショニングを自ら否定することになる。だったら、言わなければよいのにと不思議だった。
 
☆3分の1は心ある知的なシンクタンクや塾長が、中学入試市場の希望の光を守り、3分の2が暗黒面を生み出したり、表層的な理解を蔓延させている。
 
☆中学入試の市場の文化を創造する人と、それを崩す人が混在しているのは、悪貨は良貨を駆逐するとまで言われるぐらいだから、市場である以上免れない。だから、それでよい。そして、だからこそ、未来の中学入試市場を創る機会が到来していることも確かなのである。
 
☆3分の2も、新しい文化に転換させる機会があるわけである。
 
☆そんなことを感じながら大阪に向かっているのであるが、後半の懇親会こそが、塾と私学のコミュニケーションの本番であろうから、私の前半部に対する感想は、先生方は織り込み済みであると言うだろう。
 
☆私たちの役割は、たとえ暗黒面や表層面からの受験生であっても、そこから救済できることが大切だと思っていると語るだろう。
 
☆そこに、希望はあるだろう。今年は、希望の私学をきちんと紹介せねばと、改めて思う。

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