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【趣旨】2018年4月15日の保護者会で

☆2018年4月15日(日)、私が行う首都圏模試センター「統一合判」の保護者会の会場は、東京家政学院である。簡単な趣旨をまとめておきたい。
 
 
Cefr
 
(文科省が公開している3月30日現在のCEFRの民間英語試験との対照表)
 
☆2020年大学入試改革の詳しい話は今回はしない。新聞・雑誌のメディアで頻繁に述べられているからである。改めて確認したいという方は、首都圏模試センターのサイトに、教育ジャーナリストの中曽根陽子さんが寄稿している記事をご覧いただきたい。
☆ただし、2020年大学入試改革がゆっくりと進むとしても、次の2点は、改革があるかどうかにかかわりなく、前進する。新しい政治経済社会が出現するからである。
 
①CEFR基準の英語力
②高次思考力と知識コンセプト
 
☆そして、この動きに対応している中高かいなかで、「2つの学校選択」を考えることになるのが2019年度中学中学入試である。2つとは、
 
・学歴競争対応教育校
・グローバル高大接続準備教育校
 
☆そして、どちらを選ぶにしても、偏差値5アップのC軸思考力は必要となる。これによって、新タイプ入試「英語入試や思考力入試」にも対応できるし、今年の開成のように4教科入試の中に埋め込まれる思考型問題にも対応できるようになるからだ。
 
☆さて、2019年の新設校などのトピックを話すつもりである。その学校は、
 
・武蔵野女子学院の共学化
・ドルトン東京学園
・目黒日大
・細田学園
・大阪水都国際
・広島叡智学院
・さいたま市立大宮国際
・神田女学園
・東京家政学院
・海陽学園
・静岡聖光学院
 
☆中学情報誌の現状の私立中高一貫校レンジ別大学入試改革の影響分析
 
・偏差値60以上
・偏差値55以上~60未満
・偏差値55未満
 
☆その分析では、21世紀型教育校(グローバル高大接続準備教育校)が学歴競争対応校とは画期的な別路線を突き進んでいることを見逃してしまう。ただし、三田国際については、どの中学入試情報誌も注目している。
 
☆世界大学ランキング100位以内、特に東大より上位のランクの大学に受かるのは、もはや開成のようなクラスの学校だけではない。21世紀型教育校の進出。たとえば、
 
・聖学院
・富士見丘
・文化学園大学杉並
・工学院
 
☆21世紀型教育の動きについては、次のサイトを参照して欲しい。
21世紀型教育機構サイト
 
 
 
☆学歴社会しか見ていなくても、それでも世界はグローバル高大接続準備教育になっている。
 
Photo
 
☆予想偏差値表(2月1日午前)の中から、学歴競争社会で偏差値学力を上げる学校ではなくグローバル高大接続準備教育(21世紀型教育)をコアコンセプトにしている学校を紹介する予定。偏差値の高低にかかわりなく存在する。
 
☆さて、いずれにしてもC軸思考力を身に着け、偏差値を上げていく学びは重要。まずは偏差値5アップするにはどうしたらよいか?「思考コード」「思考スキル」を活用して学びの戦略を話す予定。時間がなくなるかもしれないが。。。
 
☆少なくとも、麻布を受験した偏差値77の受験生と73の受験生と66の受験生の思考コードの領域の違いがどのように合否に影響したかは話す予定。これによって、思考コードの意味合いが理解できるようになるはず。
 
☆C軸思考力を身に着けるには、各学校の思考力セミナーなど思考力入試や適性検査型入試に向けた体験授業が有効であることを話す予定。
 
☆思考力セミナーの効用は、学力向上スキル獲得だけではなく、学力アップのモチベーションも上げることにある。
 
以上を予定している。

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