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2019年中学入試の新フレーム(41) 静岡聖光学院 思考力入試 新設。

☆今年、東大合格者も輩出した静岡聖光学院。C1英語教育もプログラミング教育も実施しているが、そのベースには探究による深く考える力を育成している。したがって、アドミッションポリシーは、好奇心、粘り強さ、独創性。
 
☆したがって、4科目入試と共に、思考力入試実施に挑むと、同校サイトにはある。
 
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☆詳しくは、同校サイト「2019年1月 新入試が始まります。」をぜひご覧いただきたい。
 
☆この春、新学期が始まる前に、静岡聖光学院はイートン・カレッジと学びとラグビーの両方で連携していくことを確認した。同校fcebookにこうある。
 
 
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イートン校は言わずと知れた世界屈指の名門校であり、歴代の首相をはじめ多くの著名人が卒業生です。世界各国から生徒が集まり、寮生活のもと学んでいます。全人教育をモットーにかかげ、学習・芸術・スポーツを幅広く学んでいます。歴代首相が学んだ最古の教室やスカラシップを得ている生徒のみ入ることのできる集会場・実際の職員会議等を視察しました。最後に、今夏聖光から若干名の参加が可能となったイートンサマーコースと2019年イートン校ラグビーチームの初来日交流試合について担当の方と打ち合わせをもち、今後教育交流校としてかかわりをもっていくことを確認しました
☆このようなグローバルな交流を行っていく時に、英語力やICT(実はイートンも、ICTによるイノベーション教育は一大プロジェクトとなっている)は、当然必要だが、幅広く深い洞察力や思考力、スピーチ力は欠かせない。
 
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(プログラミングに挑む静岡聖光学院生。写真は、同校facebookから。)
 
☆思考力と言っても、プラトンの時代から、定義が一定しているわけではない。思考力とはいかなるものかは、まさに正解のない問いである。
 
☆だから、静岡聖光学院としての思考力を、学内で議論し、仮説を立て、独自の思考コードを練り上げた。シンプルだが、このコードに従って、各教科具体的なルーブリックをつっていくのだろう。そして、今後、授業という実践の中で、コードの基準をアップデートしていくことで、ますます同校は進化していくだろう。
 
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☆思考力入試も、もちろん、この思考コードに沿ってデザインされ採点されることだろう。
 
☆イートン・カレッジの生徒とディスカッションしたり、ラグビーでジェントルマン精神でゲームしたりする静岡聖光学院の生徒の姿をはやくみたいものである。
 
☆なお、今年9月2日(日)、「第2回21世紀型教育機構静岡シンポジウム」開催予定。同時開催で、静岡聖光学院の教師による思考力セミナーも実施する予定。新入試の体験ができる。乞うご期待!
 
 

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