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2019年中学入試の新フレーム(53)香蘭 2月2日午後入試新設!なぜ?

 
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第1回  募集人数 100名
2019年2月1日(金) 午前 2科・4科選択
2科(国語50分/100点・算数 50分/100点)
4科(国語50分/100点・算数 50分/100点・社会30分/50点・理科30分/50点)
合格発表 2月1日(金)
面接は行いません
第2回  募集人数 60名
2019年2月2日(金) 午後 2科
2科(国語50分/100点・算数 50分/100点)
合格発表 2月3日(日)
面接は行いません
☆人気はあるにもかかわらず、なぜ2月2日午前ではなく、午後を新設したのだろうか。同センターには、香蘭からの次のようなメッセージが紹介されている。
現在の中学入試、女子校入試をめぐる諸事情を鑑みてのことですが、
何より本校に想いを寄せてくださる受験生の皆様にとって受験しやすい入試にしたいと願っての変更のつもりです。
☆たしかに、現状では女子校の生徒募集はなかなか厳しい。今年から、少子化は、さらに加速する。それに向けてのリスクマネジメントということのようであるが、本意は果たしてそこだろうか?
 
☆100名と60名に分けることにより、当然偏差値は上がる。もちろん偏差値を上げることが第一義的な目的ではないだろう。
 
☆JGや鴎友を受験する生徒が、2日目の午後に香蘭受験をしてもらうには、偏差値を上げることも必要だろうということか。
 
☆午前にして、JGや雙葉と併願する豊島岡女子と勝負すればよかったと思うが、そこはいったん様子をみようということだろう。
 
☆このことは、塾歴社会(おおたとしまさ氏は、ある一つの中学受験塾と大学受験塾を指している)に加担することなのか、それとも、そこから救うことなのか。
 
☆同校が、かなりイノベーティブな学びを追究し始めているので、ある意味20世紀型教育からは抜け出てきている。ということは、塾歴社会解放区を作ろうとしているのかもしれない。キリスト教的には、暗黒面から救う、ノアの箱舟ということだろうか。

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