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2019年中学入試の新フレーム(58) 東京家政学院 大きく変わる!

☆本日、東京家政学院の学校説明会があった。司会の先生の「ごきげんよう」という挨拶が、日本の伝統美と品性と爽やかなな雰囲気を生み出していた。
 
☆そんな中、長尾校長の東京家政学院は大きく変わりますという衝撃的な情報が放たれた。
 
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☆①幅広く深みのあるグローバル教育を推進していく中で、②海外の文化を理解する前提として日本の文化も探究的に学ぶプログラムを構築していく。また、③東京家政学院大学との連携をより密接にし、レベルの高い知識、質の豊かな学びを計画しているというのである。
 
☆もちろん、ICTの環境は1人1台の環境は整えると。ただし、かつてどの学校も大学合格実績を出すためのカリキュラムを作っていったときに、私立学校の独自性がみえなくなりがちになることもあったように、どの学校も海外大学に目を向けたとしたら、同じことが起きる。
 
☆やはり、私立学校は建学の精神に基づいた独自の教育と文化をベースにすべきであると。
 
☆その建学の精神を現代化すると、スマート・アンド・エレガントな女性を育成するということになるとういことだ。
 
☆日本の文化の再発見をしていくのだが、同時に「スマート・アンド・エレガント」という英語表記も活用する。
 
☆これはどういうことだろうと思われるかもしれないが、この両方は同校にとっては当然であり、両立することなのである。
 
☆東京家政学院の創設者大江スミは、イギリス国費留学をしており、グローバルな教養を身に着けた女性が家庭を構築する家政学は、世界に通じる日本社会を形成する土台であるという考え方で教育を実践したのである。
 
☆スマートな女性がエレガントなリーダーシップを発揮していく基礎を中高時代に身に着けることは、女性の社会進出を支えることにもなる。それは大江スミの目指したことでもある。
 
☆伝統とアップデート。東京家政学院は、大切な精神を守りながら大きく変わっていく。その不易流行の衝撃に期待したい。

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