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2019年中学入試の新フレーム(66) 桐蔭の進化と影響力

☆昨日、首都圏模試センターの北一成氏(同センター取締役・教育情報部長)と山下一氏(同センター取締役・統括マネージャー)と鈴木裕之氏(株式会社スタディエクステンション代表・帰国生入試&英語入試専門塾GLICC代表)と多岐にわたるミーティングをしていた中で、桐蔭学園の話題も出ていた。
 
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(写真は、桐蔭学園サイトから)
 
☆桐蔭というのは、時代の変化の映し鏡のようであるというのだ。たしかに、20世紀型教育時代は、甲子園、そして東大合格実績だった。かなり名を馳せたと思う。また、1986年以降の中学受験の大衆化が行ったときも、その波を生み出すのに一役買ったのも、確かに桐蔭だったと思う。
 
☆21世紀型教育時代に入っている昨今も、アクティブラーニングを全面展開し、新タイプ入試にも挑戦し、多様な留学や海外研修などのグローバル教育を展開している。
 
☆時代の精神を読み取り、教育内容のアップデートを行ってきたのである。
 
☆そして、今年教育システムもアップデートした。この4月に高等学校を男女共学にし、2019年4月には中学校と中等教育学校を中等教育学校に一本化し、男女共学にする。
 
☆このシンプルな統合はパワッフルになるという前評判は、説明会参加者の多さによって広がった。実際今春の高校生募集は凄まじい。大成功だった。
 
☆この勢いは、来春の共学化した中等教育学校に移行するときにも、引き継がれるという予想がたっている。
 
☆スケールメリットという優位性をいかし、新タイプ入試、アクティブラーニング、グローバル教育などを全面展開していくわけだから、神奈川エリアの市場において影響力は相当な
ものとなるのではないか。
 
☆それは、神奈川の中学入試の新しい市場創出に貢献すらのではないかということである。あらゆるところで、パラダイム転換のダイナミズムが起こるというのが2019年か。20世紀型教育の壁が崩れるときが、神奈川エリアでも来たのかもしれない。その一撃が桐蔭学園から始まるというストーリーなのかもしれない。

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