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【SGT】聖学院児浦先生との対話 グローバル教育3.0へ

☆昨日、聖学院の児浦先生とパワーランチ。同校の21世紀型教育のアップデートについてお話をお聞きした。私に求められたのは、21世紀型教育機構の事務局として、同機構のいくつかの情報や方法論を聖学院の21世紀型教育に適用できるかどうか情報共有することだった。
 
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☆児浦先生は、同校の21教育企画部長で、今年はさらにその仕事の領域が広がって、3ポリシー全般の企画を行っていくという。
 
☆2科4科入試、多様な思考力入試、特待など入試の局面のブラッシュアップのみならず、3ポリシー間のつながりとして、聖学院独自のeポートフォリオによる生徒の成長の軌跡を共に振り返られる有機的システムを入試にもどのようにつなげていくか、先進的21世紀型教育として画期的なアイデアをお持ちだった。
 
☆今年、海外大学も、ミシガン大学とUCサンディエゴ、イリノイ大学、UC Davis など世界大学ランキングで東大以上の上位の大学に合格。グローバル教育3.0の柱の1つであるグローバル高大接続準備教育の一環として、アドバンストクラスのグローバル教育のアップデートも仕掛けるということだ。
 
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☆もちろん、大学合格が第一義的な目的ではなく、クリエイティブキャリアデザインをAO入試界の神様である神崎先生とコラボしてすべてのクラスの生徒1人ひとりの未来における価値づくりが根本であるとも。
 
☆そして、それには教師自身が価値ある人間力×授業力を発揮できるようにしていく。そのために「授業デザイン研究会」もアップデートするという。21世紀型教育機構としては、昨年までのスクライビングを一挙に創発型スクライビングにブラッシュアップしてはと情報共有させていただいた。U理論からうまれた生成的スクライビングに思考コード=メタルーブリックを掛け合わせたのが同機構独自の方法論「創発型スクライビング」である。
 
☆つまり、これが可能なのは、聖学院が、メタルーブリックである「状態目標」をブラッシュアップし続けてきたからである。
 
☆児浦先生は、アドバンスト未来構想プロジェクトや思考Labのアップデ―トも行っていくが、そのチーム組織の特徴は、ティール組織である。
 
☆これができるのは、教師がアントレプレナーシップとグローバルシチズンシップの統合を果たそうとするSGT(スーパーグローバルティーチャー)であるからできる。
 
☆グローバルな視野かついまここで生徒と共に学び、一人一人の才能を豊かにする高付加価値を生み出していける教師チーム。聖学院の教育ブランドは、まさに教師と生徒のマインドであると感じ入った。

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