2019年中学入試の新フレーム(114) 富士見丘のインパクト!新しいキャリアデザイン。
☆YouTubeに富士見丘の今年の春の卒業生が高1のときに学んでいたプロセスが編集された1分31秒の動画が公開されている。2015年段階で、こんな凄いプログラムを経験していたとは!と思わざるを得ないが、最後に現れる次のワンフレーズに、編集者の想いがこもっている。
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☆もちろん、この動画は、詳しくは次の動画へという誘いを目的とするダイジェスト版だから、こういうフレーズになったのだろうが、その時から編集者大島教頭は、それ以上のある確信を抱いていた。
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☆今でも、古い業界人は、21世紀型教育なんてやって合格実績がでるのかあっ!そんなことをやったら応援しないぞオッー!と脅しをかけてくる。そして、それに屈して、新タイプ入試を取り下げる学校まで現れるという酷い話がまかり通っている。昨今のメディアを賑わしている古い組織のゆがみそのものだ。
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☆首都圏模試は、独り中学入試市場の健全化を保守しようと眼張っているというのが、現状といえる。
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☆まして、3年前大島教頭現役時代、抑圧的中学市場はまさに全盛だった。そんな目新しいことをやって、うまくいうわけはないとパワハラ発言を振り回す古い業界人が闊歩していた。そんなことだから、中学入試がフリーズし、停滞していたのに、だいたいそういうことに気づかないというのが、当の本人なのだが、それは毎日流されているニュースと共通する。
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☆そのときから、首都圏模試センターの北氏と山下氏は、大島教頭をリスペクトし、見守っていた。
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☆大島教頭は、孤高ではあったが、孤独ではなかったと思う。協力者は周りにも外にもいっぱいいたからである。その姿は暗黒面と闘うジェダイの長老といった感じだった。今、大島先生は定年で退官し、イタリアでモザイク画の修業をしている。イタリア語も堪能で、もともと早稲田大学で哲学を学んでいたから、大衆化された中学入試の背景に潜在的にある子どもたちの存在の可能性という深層に眼差しをむけていた。
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☆だから、その眼差しは、3年前に、すでに、今春の卒業生の進路を見通していた。「乞うご期待」のその結果は以下のとおりである。
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ロンドン大学 キングスカレッジ【英国】1名
マウントホリヨーク大学【米国】1名
トロント大学【カナダ】1名
ブリティッシュコロンビア大学【カナダ】1名
クイーンズランド大学【豪州】1名
シドニー大学【豪州】1名
マッコ-リ―大学【豪州】1名
東京外国語大学2名
富山大学1名
慶應義塾大学1名
早稲田大学3名
上智大学5名
学習院大学1名
青山学院大学1名
立教大学10名
中央大学12名
法政大学8名
明治大学2名
成蹊大学7名
成城大学6名
明治学院大学8名
國學院大学5名
獨協大学12名
東洋大学5名
駒澤大学4名
東京女子大学5名
日本女子大学9名
津田塾大学4名
学習院女子大学1名
関西学院大学1名
マウントホリヨーク大学【米国】1名
トロント大学【カナダ】1名
ブリティッシュコロンビア大学【カナダ】1名
クイーンズランド大学【豪州】1名
シドニー大学【豪州】1名
マッコ-リ―大学【豪州】1名
東京外国語大学2名
富山大学1名
慶應義塾大学1名
早稲田大学3名
上智大学5名
学習院大学1名
青山学院大学1名
立教大学10名
中央大学12名
法政大学8名
明治大学2名
成蹊大学7名
成城大学6名
明治学院大学8名
國學院大学5名
獨協大学12名
東洋大学5名
駒澤大学4名
東京女子大学5名
日本女子大学9名
津田塾大学4名
学習院女子大学1名
関西学院大学1名
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☆世界大学ランキング100位以内の海外大学や、国内のSGUにこんなに合格している。素敵な成果となっているのだ。まさに「期待」通り。
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☆もちろん、大島教頭は、大学合格実績を出すことを目的にしていない。YouTubeにあるような学びのプロセスのループが、知のトルネードを生み出すことこそが、目的である。大学実績はその結果に過ぎない。
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☆しかし、それでも、まだ古い業界人は、東大が受かったら宣伝してやると語る。ところが、吉田理事長校長をはじめ、学内の先生方は、真実一路こそ、在校生にとって最も重要であると考えている。
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☆脅しには屈しない。そのグローバルシチズンシップやグローバルリーダーシップが、帰国生に心地よく響くのだ。もちろん、国内にも真理という見えない道を見通す心ある受験生や保護者がいる。
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☆帰国生と未来を見据えている国内生は、動画にあるようなSGHプログラム(今はもっと進化している)を通して、深い思考力、広い視野をもったマルチ・リンガルになっていく相乗効果が生まれている。
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☆大島先生は、イタリアからときどきメッセージを送ってくれるが、今も富士見丘をはじめ、同士を見守っていてくれる。
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☆悪が栄えるのが世の常であるが、その背景に正義の光が輝き続けているのも歴史が証明している。東大ピラミッドの牢獄から、子どもたちのキャリアを解放することこそその正義の光だろう。大島先生のモザイク画が闇と光とそのせめぎ合い地帯を表現しているように見えるのも、これまた予言であろうか。
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☆今ここは、いつも過去の経験を精査して未来を創る選択の瞬間である。子どもの幸せを創る瞬間をいかにしたら永遠にできるのか。私たちは対話を続けていきたいものである。
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