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2019年中学入試の新フレーム(96) 八雲学園 多様性の広がり

☆八雲学園の菅原先生(高等部部長)と横山先生(中等部部長)とたびたびお会いするが、ゴールデンウィーク直後にお会いした時、言葉に変化があるのに驚いた。それは「成長の多様性」と「グローバル教育の進化」に関連する話の中で感じた。
 
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☆中学開設以来、作り上げてきた教育システムは、ある意味安定していたから、システムの話というよりも、そのシステムによって育った生徒の多様な様子についての話をたくさん聞いてきた。
 
☆それは、もちろん、たんなるエピソードを話されているのではなく、八雲学園の教育システムの質と有効性の検証のエビデンスとして語られてきたのである。
 
☆しかし、今回は、今春共学校になったということもあり、またラウンドスクエア加盟校になったということもあり、教育システムのアップデートがなされたため、まだ検証というより、その変化に伴う今までにない学びのシーンについての話が多かった。
 
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☆成長の多様性とは、男子と女子の成長曲線が異なるため、ここで相乗効果が生まれているわけだ。今までにない生徒どうしの化学変化が起きている。
 
☆また、ラウンドスクウェア加盟により、国際会議や地域会議に参加するメンバー以外にもよき影響が伝播するだけではなく、実際に200以上の世界の私立学校の生徒が毎月のように留学しにやってくるから、そこでも新しい多様性の相乗効果が生まれている。
 
☆つまり、女子だけで学ぶ効果から女子と男子が学ぶ効果へ、日本人どうしの学び合いの効果から日本人と外国人の学び合いにシフトすることによる相乗効果の生成へと大きく変わったのである。
 
☆つまり、互いに学ぶことができる環境。互いに影響を与え合う環境ができたのである。これは、目立たない違いのようだが、大切な違いだ。学び合うというコトは多角的な視点を発見することになるからだ。
 
☆それぞれの視座を受け入れつつ、その視座を変換転換させていく土壌こそグローバルな舞台で有用な知を共有できるようになるからだと菅原先生と横山先生は語るのである。
 
☆その両方の様子について見学させていただきながら、同時に、菅原先生と横山先生から話を聞くことができたのである。具体的な様子については、次のサイトをご覧いただきたいが、お二人が、「グローバル教育」に対し、八雲学園の教育システムのアップデートに伴って、まったく違う角度からアプローチしているのが、新鮮だった。
 

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