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【三田国際の時代】2019年度第1回説明会(2)パンフレットと説明会とオープンスクールと

★数日前に郵送していただいた(教育関係者にリリースしている)「学校案内(パンフレット)」を見て、わかりやすいとすぐに感じた。必要な情報をきっちり表現しているから、情報はたくさんある。
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★しかし、内容は、顕在システムをリニアー表現で整理しているので、わかりやすいのである。各項目情報をかなり出しているので、わかりやすいうえに深い情報が発信されているように感じる。
★ところが、説明会では、もっと深く目に見えない内在システムを先生方は語る。動画とループ表現のPPTで説明するから、心地よい眩暈がする雰囲気が会場に広がる。
★要するに、目に見えるものはパンフレットで、目に見えないことは学校説明会でときちんと役割を分けている。多くの場合、その区別をしていないから、見えるシステムに見えないシステムを追加してわかりにくくなる。
★たとえば、5つの力は、アイコン化している。
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★5つの力なのだが、何をやるのかを可視化する。そして、一応、パンフレットでは、次のように表現する。
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★一見ループであるが、これはただサークル上に並べただけだから、基本リニアー表現の置き換えに過ぎない。しかも淡いパステルにしているから、イメージをそっと添えておくという感じで、あとは説明会でしっかり聞いてほしいという意図が伝わってくる。
★実はこれ以外は、完全にリニアー表現である。→で順番を表現していくスタイル。しかし、実際には、ループになっていて、円環がいくつも重なっていて複雑である。それについては、説明会で動画とPPTを交えながらトークショーで共有しましょうということである。
★一般にパンフレットを見えてから説明会に行くというより、説明会でトークを聞いてからあるいは聞きながらパンフレットを見る。パンフレットは顕在システムだけだから、内在システムについては、読み手がイメージしてぶら下げて、完成させていく。
★これがシェアの過程である。この過程を共有した時、次のアクションに移りたくなる。それが授業を見てみたいということであり、授業を見たら感動して、この学校で学びたいというアクションの連鎖が生まれる。当然、リピーターが多いのは、何度も感動したいからだ。三田国際の場合は知的感動ではあるが。
★ともあれ、この感動の数だけ、生徒募集は増える。私は午後の説明会から参加するから、上記のような深層構造(結局氷山モデルではあるが)になっているかどうか、またご報告しよう。 

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