2019年中学入試の新フレーム(116) 目白研心 次世代スキル入試実施へ
★その「次世代スキル入試」の概要は、同センターサイトで、次のようにまとめられている。
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①論理的思考力・推理力・計算力を問う。(40分)
(公立中高一貫校の適性検査Ⅱに対応する問題)
②「AI・ロボットに代替の効かない力」を試す。
(公立中高一貫校の適性検査Ⅰに対応する問題)
テーマを与えて、グループワーク(30分)→個人ワーク(50分)→発表(一人3分程度)で、思考力・判断力・表現力を問う。
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★公立一貫校の適性検査に対応すると同時に、グループワークや発表などのパフォーマンススタイルをとる創意工夫は、同校独自の発想である。
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★英語スピーチも、都立高校で実施するという議論もされているから、タイミングとしてよいわけであるが、これもパフォーマンススタイルの1タイプである。
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★中学入試は、名称も含め、いろいろな創意工夫がなされるようになってきたが、シンプルに言うと、ペーパー試験と口頭試問の両方がなされるようになったということだろう。
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★言い換えれば、認知的能力と非認知的能力、つまり生徒の総合力を試そうということである。
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★ただし、両方挑戦してもよいし、どちらか一方を選んでもよい。完成した総合力を求めているのではなく、生徒自身の得意なところから入学後総合力を磨き上げていけばよいという多様性を受け入れる傾向になってきたということだろう。
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