2019年中学入試の新フレーム(129) K先生が学校を救う。
★風の便りで、K先生の活躍を、ある中学受験シンクタンクから聞き及ぶ。あらゆる領域で、すばらい教育を行っている学校であるが、自分本位な優秀な先生が多く、結局小さな質の良さで満足している。
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★分析はするが、動かないこと山のごとし。
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★生徒募集は、その質が良ければ口コミで伝わるし、それは自分たちの成果だとして、応援しようという受験産業のメディアと結びつくことが何より口コミなのに、それを無視してきた。
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★しかし、そのことの間違いに気づき、すぐに活動を起こしたK先生がひとり飛び回りはじめたのだ。
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★自分でリーフレットを作成し、データを作成し、情報共有を開始した。聴いたメディアは、そんなに変わったのかと興味津々。
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★自分をアピールするのではなく、学校や同僚の教師のすばらしさを広報するその姿こそ貢献者の構えであると、教えてくれたシンクタンクのメンバーは感動していた。
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★その学校は、独りの勇気あるK先生に拠って救われる。内村鑑三が、何より高邁で勇気ある人間こそ未来に必要な人材だと語ったが、まさにK先生はそうだろう。
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★その学校が救われたとき、優秀な先生方は、アピールするものがあったからよかっただろうとK先生に言うだろう。なんてこった。しかし、K先生は、笑みをたたえてこう言うだろう。そだね~と。
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