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2019年中学入試の新フレーム(131) 関西カトリック2校合同説明会満員御礼!【2】

★ゲストとして、首都圏模試センターの取締役・教育情報部長北一成氏と同センター取締役・統括マネージャー山下一氏が登壇した。

★北氏は、首都圏の中学入試市場の構造転換が起こっていることを中心に話し、すでに起こっている関西の転換の風となる予想をした。

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★首都圏に限らず中学入試が活況を取り戻しつつあるのは、もちろん景気の影響がある。私立学校受験を考える家庭層の景気の回復である。しかし、だからといって、偏差値の高い学校や大学進学実績の高い学校という指標だけで学校を選択するような意識はなくなってきていると。
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★もちろん、それら従来の指標も参考にするが、英語や思考力を磨き上げて、子ども自身が未来の価値を生み出せる能力資質を育てることができる環境としての学校はどこかという意識の方が強い保護者が増えつつあると。
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★そして、それが21世紀型教育に象徴される新しい教育である。そこでは、C1英語、PBL、リベラルアーツの現代化が行われているから、そのカリキュラムポリシーに対応したアドミッションポリシーをメッセージとして込めている新しいタイプの入試が増えていると。
★参加した塾関係者は、ここに新しい市場創出への道が拓けていると改めて気づいた様子だった。つまり、ここに勝機があると。
★こうして、新しいタイプの入試が増えると、従来の偏差値尺度だけでは子どもたちの資質能力を判断することができない。判断するというより、新たな才能を見出す尺度はないかと、首都圏模試が開発したのが、「思考コード」である。
★ここからは、テストの内容や思考コードによるデータマイニグのマネージャーでもある山下氏が代わって登壇した。
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★A軸というおぼえる問題の定着率を測るだけではなくB軸という論理的思考力をきちんと測れる指標が思考コードであるが、公立中高一貫校や私立の新しい思考力入試は、C軸という創造力までみる問題が出題されている。
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★首都圏模試センターは、それに対応できるようにリサーチと開発を進めているという。

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