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2019年中学入試の新フレーム(133) 関西カトリック2校合同説明会満員御礼!【4】

★最終セッションでは、アサンプション国際の入試広報部長白神順子先生と香里ヌヴェール学院の教頭・入試広報部長三宅理磨先生が、それぞれの学校の様子を話された。
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★今回のカトリック2校の21世紀型教育改革は、リーダーは両方とも高橋先生だから、教育内容は同じである。だから、両校がそれぞれの様子を話すとなると同じ話が重なってしまうかもしれないと思っていたら、それは全くの杞憂だった。
★白神先生は、アサンプション国際のイマージョン教育の様子について話をされ、三宅先生はPBLで生徒の成長効果について話された。
★今回のプログラムを編集した先生方は、きちんと計算をされていたのだ。さすがである。
★結局両校ともイマージョン教育実施に拠って、インターナショナルスクールのようなダイバーシティーな雰囲気が生まれているということである。世界各国からの外国人教師がたくさんいるわけだから、日本語と英語の両方を使って話すのが自然な姿になっているというのである。
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★また、PBLの生徒の成長の効果として、外部講師を招いて講演を聞いた後、自然に質問する主体的な生徒がたくさんいることとその内容が通り一遍の、つまりA軸思考の5W1H確認のための質問ではなく、のびのびと自由な視角から質問しているということであった。
★三宅先生は、そこに未来に自分を投影するプロジェクトベースな学びを主体的・対話的に行っているのを見逃さない。生徒の成長は、三宅先生のような最近接発達領域を見守っている眼差しを有した先生の存在によって支えられているのだということが伝わった瞬間だった。
★このような説明会では、自己アピール満載のスピーチが多いものだが、三宅先生の生徒を見守る眼差しは、man for othersあふれる模範的なモデルであろう。
★最後に、アサンプション国際の校長江川昭夫先生と香里ヌヴェール学院の校長西村佳也先生から、参加された方々に感謝の言葉が丁寧に述べられて閉幕した。

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