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2019年中学入試の新フレーム(142) 静岡聖光学院 ソフトパワー全開(2)

★今回の学校説明会では、体験授業も同時開催。「21世紀型体験授業」として、英語、プログラミング、数学的思考力のPBL型授業体験が実施された。
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★英語の21世紀型授業とは何を意味するのか?それは創立50周年記念事業の一環として、昨年静岡聖光学院は、21世紀型教育機構に加盟し、加盟校の条件の1つC1英語を目指すことを意味している。
★CEFR基準でC1というと、わかりやすく言えば、英検1級のレベルである。しかし、英検1級を目指す学びの環境をというわけではない。もちろん、結果的に英検やTOEFL、IELTSでC1レベルのスコアをとれるようになれるだろう。
★また、イートンカレッジやハロー校、マレーカレッジというイギリスおよびその影響下の国々のエスタブリッシュスクールとも交流していくことになったから、特にIELTSでのC1レベルのスコアを目指さざるを得ないということはある。
★しかしながら、第一の目的は、C1レベルの英語力は、海外大学の授業や研究で通用する英語ということを示唆している。もともと学問ベースの探究活動や科学の自由研究が盛んな同校であるから、その延長上にあるといえる。
★学問の世界に足場を組むということは、少なくとも英語力は必要だというコトは、今や説明するまでもないだろう。
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★ネイティブスピーカーの教師の充実と以前から隣接の静岡大学の留学生とコラボしていた英語教育をアップグレードするだけで、この問題は解決。英語体験授業はたいへん贅沢な英語教師とサポーターによる楽しい体験となった。チームごと英語で会話しながら校舎に隠された宝を探すゲームはまさにアクティブラーニングであった。
★21世紀型教育機構では、ICTの積極的な活用及びプログラミングもユーザーというよりエンジニア側に立とうとする目標がある。少なくともイギリスなど欧米のプログラミング教育レベルにはなろうということだ。
★イギリスを意識するというコトは、イートンカレッジなどを意識するというコトにつながるから、静岡聖光学院では、やはりICT教育の充実は避けて通れない。静岡聖光学院のパソコンサークルチームが協力して、体験授業を遂行。予想通り大人気の体験授業となり、申し込みはすぐに定員を満たしたという。
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★今回はスクラッチを活用したが、生徒1人ひとりが思い思いのプログラムを組み立て、できたものを互いに見せ合いながら、ポストイットで「すごい!」「かっこいい!」「複雑ー!」などのコメントを交換し合った。
★実際に普段のPBL授業もタブレットやノートパソコンを活用しながら実施されている。受験生の高感度な反応に、ICT活用はますます促進され、アップデートの速度は増していくだろう。

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