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2019年中学入試の新フレーム(146) 静岡聖光学院 ソフトパワー全開(4)

★静岡聖光学院は、創立50周年記念の一環事業として、学びの空間づくりを進行中である。校舎をリフォームしていて、次々と空間が変容している。図書室もその一つ。
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★男子校になぜカフェがと思うほど、自然採光が静かな雰囲気をつくっている。静かにしなさいという貼り紙や教師の叱責の声は全く無用。空間が生徒の気持ちを自然と変える。時には集中没頭し、時にはコーヒーを手に、リラックスする。学校建築で用いられるアフォーダンスという心理学の応用が行き届いている。
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(図書室では、コーヒーを飲むこともできる。)
★静岡聖光学院の教育活動には、探究活動や学問的な研究活動がベースにあるから、助言する先生方は、推薦図書を陳列マネージメントする図書のコーナーを持っている。
★理科の榊原先生も一角をマネジメントしていて、生徒といっしょに本を手に取りながら、生徒の関心のあるテーマについて対話する。科学的ものの見方から、身近なところに社会の問題を解決するヒントがあることなど語り合う。
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★食糧問題やエネルギー問題を解決することが、世界に具体的にどのような影響を与えることになるか、目の前の科学の力と世界全体の問題が結びついていることに気づくには、これから様々な経験を積んでいく過程にある生徒にとっては、やはり榊原先生との科学対話は欠かせない。
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★学問の道は、社会の中で「君はどう生きるか?」を迫ってくる。自分の発想が世界を変えることになる実感。これが成長のエネルギーになる。静岡聖光学院は、生徒一人ひとりの知のビッグバーンが生まれる学校である。
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