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【八千代松陰】千葉から世界を変える(+1) 生徒の内なるトルネード

★前回まで、学内に広がる知の渦巻きの話をしてきたが、最も重要なことは、その学内の知性や感性のトルネードが、生徒1人ひとりの成長の過程の中で、内なるトルネードとして内側から湧きかえるということである。
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★その湧きかえる内なるトルネードが、あらゆる領域で結果を出すのである。目先の結果を追うのではなく、八千代松陰に溢れかえる知のトルネードが、生徒1人ひとりの内なるトルネードとして転移する。

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★その転移が起こる理由は、対話が満ちている環境があるからというのもその1つである。

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★また、生徒が探究に没入できる機会がたくさんあるというのもその1つ。

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★そして、生徒自身が外部ネットワークを広げる体験もたくさんあるということ。

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★それから、いつまでも、生徒の探究への挑戦を讃え、記憶されているということ。

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★それゆえ、多くのOG・OBが、母校を訪れる。アーティストの石居麻耶さんもその1人。

★理事長竹川先生は、私がお会いした20数年前は、教頭先生だったと思うが、その頃卒業され、東京芸術大学に進学したのが石居さんだった。

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★石居さんは、東京藝術大学大学院美術学部デザイン専攻描画造形研究室終了制作で、 サロン・ド・プランタン賞を受賞し、その後、本の装画、テレビ、新聞連載のイラストなど制作活動で活躍。現在は、個展等での作品発表を中心に活動しながら、イラストの仕事も表現方法のひとつとして行っているという。

★母校のキャンパスに、卒業してからの自分の作品が展示されている。それを毎日見る生徒の中には、アートへの道をふくらます生徒もいるだろう。

★スポーツに、アートに、論文に、対話に、学びに、没頭できる学園生活を生徒は大いに楽しむのであるが、このような学園の教育活動のことを世はリベラルアーツと呼ぶ。

★内なるトルネードが頼もしい人格をつくりあげるのが何よりの証拠である。AI時代、必要とされる教育は結局はリベラルアーツだと大学も産業界も再認識し始めている。八千代松陰の知のトルネードが世界を変える日は、待望されているのではあるまいか。

 

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