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【変わる】 静岡聖光学院副校長星野明宏先生 時代の変化・教育の変化・市場の変化を生み出す(1)

★昨日19日(金)、静岡聖光学院中学校・高等学校(以降「静岡聖光」と表記)の星野明宏常務理事・副校長とお会いした。一日で何人もの有識者や各界のキーパーソンとミーティングをする行動力に驚嘆した。
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(テレビ東京のロビーで)
★静岡聖光は、50周年を迎えるにあたり、キャンパスのリフォームから教育のソフトパワーのアップデートまでかなり大きな変革に挑戦している。星野先生は、その企画運営マネージメントのリーダーである。
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(静岡聖光の新しい図書室)
★昨年同校が21世紀型教育機構に加盟し、教育活動をごいっしょする機会が多くなったが、そのたびに、こんな発想は、一般の教師では思いつかない、大胆すぎると感動してきたのだが、その秘密が、ミーティングにご一緒させていただき、少しわかった。
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(図書室は書庫機能を前面に出すのではなく、生徒が本を読みたくなったり探究に没入することを大事する機能を前面に出した。それがこのカフェ感覚の新しい図書室)
★星野先生は、日経新聞をはじめとする多くのメディアの記事で紹介されている。その取材の切り口の1つは、≪高校ラグビー界に、数々の制約をものともせずに、というよりも、逆にその制約があるからこそ、常識をひっくり返すような逆転の発想で、大躍進を果たした指導者がいる。弱小だったラグビー部を3年で花園に出場させ、昨年は初の1勝を上げた、静岡聖光学院中学校・高等学校の星野明宏常務理事・副校長だ。(日経ビジネスONLINE 2018年6月20日「1日60分で花園に行けた。制約こそがイノベーションを生み出す。」から)≫というものである。
★また、こうもある。≪2019年に日本で開催するラグビーワールドカップ(W杯)の静岡県開催推進委員会は25日、静岡市内で設立総会を開いた。川勝平太知事が会長に就任。市町長や企業、教育やスポーツ関連団体などを含めた「オール静岡」の体制で、袋井市のエコパスタジアムで開く大会の準備と県内の機運醸成に取り組むことを確認した。
 特別アドバイザーにはヤマハ発動機ジュビロ監督の清宮克幸氏と、静岡聖光学院中学・高校副校長でU―17日本代表監督の星野明宏氏が就任した。(日経新聞2016年3月26日)≫
★このように、星野先生は、ラグビー界の重鎮で、それゆえイートン・カレッジにもジェントルマンとして迎え入れられ、他校にはない違う切り口で、国際交流を実施することになったほどである。
★そして、プロフィールをもう少し調べてみると、あの電通に入社し、中部支社でテレビ朝日系列、フジテレビ系列のテレビ局を担当し、プロレスやプロボクシング、総合格闘技などのスポーツビジネスのプロデュース業にまで携わり、電通を退職して筑波大学大学院でスポーツ科学や心理学を研究して今日にいたっている。
★なるほど、各自治体、企業、学校で、ビジネスマネージメントやコーチングの講師として招かれるはずである。
★世界を広く鳥瞰する視野と各界へのネットワークをもち、そのネットワークをさらに多様多層につないでいく。その行動力が、時代の変化、教育の変化、市場の変化を生み出す原動力になっている。

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