2019年中学入試の新フレーム(169) 静岡聖光学院の教師 柔らかく熱い突破力(1)
★今回、田代先生は、学内のソフトパワーを豊穣にしていくために、研修の内製化をプランした。外部のセミナーに学びに行ったり、他校の実践をリサーチにいったり、外部講師を招いて研修を行うのも重要であるが、何より自前で研修できるシステム(研修の内製化)が必要だと考えていた。
・
★そこで21世紀型教育機構の同士校である聖学院の児浦先生(聖学院21教育企画部長)主宰の学内プロジェクト「学びの勉強会」にも精力的に参加し、構想を練り、実行するに至った。
・
★田代先生は、そのような聖学院の体験を通し、内製化のカギは、コンフォートゾーンとそこからクリエイティブシンキングが生まれる仕掛けであると気づいたという。
・
★そして、まずは内製化のプロトタイプとしてのモデルをつくり、試行錯誤しながら最適化(あるいはリファイン)していき、全体に広めることにした。小さく始めて、大きく育てるという構想である。
・
★21世紀型教育は、ゴールデンルールを土台に、グローバルゴールズに到達する認知的能力と非認知的能力を育む使命があるから、その使命を全うするための学びのモデルが必要。
・
・
★そこで、田代先生は、機構のメンバーでもある私を誘ってくれて、12人の先生方といっしょにそのような背景を意識しながら、研修の内製化のプロトタイプをまず作ることにした。
・
★プロトタイプづくりは、柔らかく熱い突破力を有した先生方ばかりで、深く没入し、大いに議論し、新たな気づきが多角的にでてくるブレスト型ワークショップとなった。
| 固定リンク
« 2019年中学入試の新フレーム(168) ワールドカップで、桐朋女子のコミスキ注目か。 | トップページ | 2019年中学入試の新フレーム(170) 静岡聖光学院の教師 柔らかく熱い突破力(2) »
「中学入試市場」カテゴリの記事
- 2019年中学入試の新フレーム(194) 聖学院 人気の理由は「垂直比較」(2018.07.25)
- 2019年中学入試の新フレーム(193) 順天 自分の未来を変える教育(2018.07.23)
- 2019年中学入試の新フレーム(192) 2021年度早稲田大学入試改革ショック!(2018.07.22)
- 2019年中学入試の新フレーム(191) 和洋九段女子 合格ナビゲートの冊子つくる。(2018.07.21)
- 2019年中学入試の新フレーム(190) 水都国際中学校・高等学校 全貌公開もうすぐ!(2018.07.20)
最近のコメント