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2019年中学入試の新フレーム(169) 静岡聖光学院の教師 柔らかく熱い突破力(1)

★創立50周年を迎えた静岡聖光学院は、校舎のリフォーム、新しい学びの空間の設置、3ポリシーのバーションアップ、多様なグローバルイマージョンの拡張などが目覚ましい。生徒の成長の飛躍を促進するソフトパワーの21世紀型教育へのシフトが加速している。
★そして、副教頭田代先生は、そのようなソフトパワーの中でも、授業の仕込みとその反映である中学入試問題作成と大学入試問題攻略作戦の最適化を学校全体で盛り上げ、形創っていくプロジェクトリーダーである。
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★今回、田代先生は、学内のソフトパワーを豊穣にしていくために、研修の内製化をプランした。外部のセミナーに学びに行ったり、他校の実践をリサーチにいったり、外部講師を招いて研修を行うのも重要であるが、何より自前で研修できるシステム(研修の内製化)が必要だと考えていた。
★そこで21世紀型教育機構の同士校である聖学院の児浦先生(聖学院21教育企画部長)主宰の学内プロジェクト「学びの勉強会」にも精力的に参加し、構想を練り、実行するに至った。
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★田代先生は、そのような聖学院の体験を通し、内製化のカギは、コンフォートゾーンとそこからクリエイティブシンキングが生まれる仕掛けであると気づいたという。
★そして、まずは内製化のプロトタイプとしてのモデルをつくり、試行錯誤しながら最適化(あるいはリファイン)していき、全体に広めることにした。小さく始めて、大きく育てるという構想である。
★21世紀型教育は、ゴールデンルールを土台に、グローバルゴールズに到達する認知的能力と非認知的能力を育む使命があるから、その使命を全うするための学びのモデルが必要。
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★そこで、田代先生は、機構のメンバーでもある私を誘ってくれて、12人の先生方といっしょにそのような背景を意識しながら、研修の内製化のプロトタイプをまず作ることにした。
★プロトタイプづくりは、柔らかく熱い突破力を有した先生方ばかりで、深く没入し、大いに議論し、新たな気づきが多角的にでてくるブレスト型ワークショップとなった。

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