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2018年7月

ホンマノオト21に移動します。

★私立学校研究(C)ホンマノオトは、11年間続けてきました。多くの方にご覧いただき。心から感謝申し上げます。しかし、容量が残り少なくなり、写真をアップすることができなくなりました。

★そこで、新ホンマノオトとして「ホンマノオト21」を作成しました。私の年齢を顧みれば、向こう10年運営できるかどうかですから、ホンマノオトは、新ブログで全うできると思います。

★「人類の子供たち」の10年をシルバ世代ながら支援するべく、今後も書き続けます。これからもぜご覧ください。よろしくお願いいたします。

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2019年中学入試の新フレーム(194) 聖学院 人気の理由は「垂直比較」

★7月21日(土)、聖学院は第2回学校説明会を開催した。同時に午前・午後に第7回レゴキング大会も開催。同校サイトによると、参加者は学校説明会約150組、レゴキング大会40組、合計約190組500名が参加した。レゴキング大会は申込者が殺到。希望者全員の要望に沿えないほどだった。

★聖学院のこの人気の理由は何だろう?

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2019年中学入試の新フレーム(193) 順天 自分の未来を変える教育

★順天は、SGH校であり、そのプログラムは、グローバル×STEAMでデザインされている。
★SGHの特徴は、振り返りと探究学習が基礎である。順天の場合は、それにイングリッシュコースとサイエンスコースの独自のプログラムを融合している。
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【CoMe世代】人類の子供たちと言葉にする時間を共有できるか?

★井庭先生のチームが作成した「対話のことば~オープンダイアローグに学ぶ問題解消のための対話の心得」(2018年7月20日/丸善出版)はどこのページを開いても気づきがあふれてくる。
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【CoMe世代】人類の子供たちが体得していく知のスキル。システムとしての対話。

★知識を憶えることより知識を活用することとはよく言われる。これをもってしてA軸思考という。人は生まれた時、先人たちが作り上げた知識がすでに存在する。その知識を無視して、思考など存在しないのは確かだが、それをどれだけ記憶したか競争することで人生が決まるというのはおかしな社会である。
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(対話を学ぶワークショップの時に使う、基本書や道具。RC(リフレクションカード)は、聖学院の内田先生に紹介していただいた。来週のワークショップで活用して、広めたい。写真の書籍やカードは、対話に対する考え方や感じ方において親和性がある。)

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2019年中学入試の新フレーム(192) 2021年度早稲田大学入試改革ショック!

★5月30日に、早稲田大学が2021年度入試からかなり骨太の改革を行うことを公開した。以来、各種メディアは、幾度も取り上げ、早稲田大学入試改革ショック!の様相を呈している。

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2019年中学入試の新フレーム(191) 和洋九段女子 合格ナビゲートの冊子つくる。

★2020年大学入試改革で変わる学力観。簡単に言えば、知識蓄積処理能力だけではなく、思考力もかなり重視する傾向になると言われている。和洋九段女子は、その動きに対応すべく思考力型の入試問題を出題するわけだが、知識も軽視しない。
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2019年中学入試の新フレーム(190) 水都国際中学校・高等学校 全貌公開もうすぐ!

★今春4月、来年開設に向けて準備が始まった大阪市立水都国際中学校&大阪水都国際高等学校。運営管理は、学校法人大阪YMCAで、公設民営型の新しい中高一貫校だ。
★設置条件が新しいだけではなく、その教育システムも異次元のカリキュラムを展開するようだ。
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2019年中学入試の新フレーム(189) 工学院 田中歩教務主任の知のマネジメント 

★工学院大学附属中学校・高等学校の教務主任田中歩先生からメールがあった。歩先生は、21世紀型教育機構のイベントや東京私立中高協会の研修などで、講師やファシリテーターを行っている。
★何より、今首都圏模試センターや各学校で作成している「思考コード」に先駆けて、ファーストプロトタイプを創出したチームTOKの1人である。
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2019年中学入試の新フレーム(188) 工学院 いまここで遠くを見通す複眼戦略思考のリーダー平方校長

★工学院は、八王子というローカルな場所にあるけれど、フィジカル空間とサイバー空間という対比軸にポジショニングすると、グローバルな地理的位置づけにあるし、グローバルイマージョンを着々と広げている拠点である。
★そのことに気づいている人というのは、意外に少ない。八王子エリアの人とか、23区を拠点に生きている人には、まだピンとこないかもしれない。受験業界はある意味そういう地場に虜になってしまっている。
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【学校選択×学力モニタリング】(06)新タイプ入試と受験生タイプのマッチング

★思考コードで、受験生と対話していると、受験生のタイプが思考コードの領域で7つにカテゴライズできそうだ。
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(ブルーの部分はすでに当たり前の領域。赤い囲みの領域が、それぞれのタイプの思考の拠点。)

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【学校選択×学力モニタリング】(05)帰国生枠大学入試小論文をきっかけに

★帰国生が大学を選ぶ場合、帰国生枠は限られているから、大学を選ぶというより学部学科で何を学びたいかを明快にするところがアルファーでありオメガである。
GLICCを主宰している鈴木裕之代表は、毎年6月くらいから9月までは、私立大学の帰国生枠入試の対策を、夏季中に帰国してきた生徒と行っている。10月以降は、長丁場になるが国立大学の対策となる。
★首都圏模試センターリサーチフェローでもあって、中学から大学まで、帰国生枠入試の第一人者。なんといってもIBティーチャーも行っているぐらいだから、首都圏模試センターでも、帰国生入試の内容まで踏み込んだ情報を頼りにされている。
★上智大学の吉田研作教授のインタビューもやってのけている。ネイティブスピーカーの講師とのネットワークもあり、かえつ有明のアレックス先生などとは哲学関係のディスカッションをよくやっている。
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【学校選択×学力モニタリング】(04)異能型受験生との出会いは可能か?

★異能型受験生とすれ違ってはいるが、きちんと対話をする出会いはまだない。A軸思考にもB軸思考にも頼らないで、C軸思考だけで、生き抜ける才能児との出会いは、中学入試という次元で果たしてあるのだろうか?
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【学校選択×学力モニタリング】(03)60以上の中学受験生と

★前回は偏差値50前後の受験生と保護者との対話だったが、今回は60以上の受験生との対話。不思議なことに、このような受験生の多くは、お母さんは、私のところに連れてくるだけという場合が多い。お母さんは「私はもうついていけないので、息子にまかせています」という感じ。みんながみんなそうではないが、わざわざ私と話してみようというのだから、そんな感じだろう。
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(偏差値レンジ60以上の生徒は、ライトブルーの領域は自分で解決済み。それ以上をどこまで攻略するかが対話のテーマとなる。そのチャンレジ部分が赤線で囲んだ領域。)

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【学校選択×学力モニタリング】(02)中学受験生・保護者と

★ときどき中学受験生とその家族の方々が訪れる。1時間くらい、「学校選択」と「学力モニタリング」をセットで対話する。入試問題はその学校のカリキュラムポリシーがわかるから、受験生が問題にいかにアプローチするかは、そのアプローチの方法と学校のカリキュラムポリシーがマッチしているかどうか考えるきっかけになる。
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【学校選択×学力モニタリング】(01)幻想払拭

★ここのところ帰国生の大学入試小論文ワークショップや中学受験生の親子面談をしているが、受験勉強ととらえるより、人生の課題をどうクリアするかという角度から、あるいは自分の目標をどうクリアするかという角度から対話するようにしている。
★幸い中学受験生の場合は、首都圏模試の「思考コード」があるので、それを手掛かりに、受験生と保護者には、セルフモニタリングをしてもらいながら、対話していく。
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【2018年7月統一合判志望者数前年対比増校】男子志望校

★2018年7月実施「第2回統一合判」において、志望者数が前年よりも多かった首都圏私立中高一貫校のリスト。各カテゴリーの中の並べ方は五十音順。

★特に大きく増やしているのは、文化学園大学杉並、八雲学園、東洋大京北、大宮開成。男女ともに志望者を増やしている学校の中で魅力がジワジワ受験生・保護者に伝わってきているのほ聖徳学園。

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(八雲学園のイエール大学とのグローバルイマージョンプログラムは、八雲でしかできない特別な時間。)

★前回同様、いずれも、なんらかの新機軸を立てて邁進しているポジティブな雰囲気が流れている点で共通している。

【東京エリア男子校】
麻布
学習院
京華
佼成学園
獨協
日本大学豊山

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【2018年7月統一合判志望者数前年対比増校】女子志望校

★2018年7月実施「第2回統一合判」において、志望者数が前年よりも多かった首都圏私立中高一貫校のリスト。各カテゴリーの中の並べ方は五十音順。
★特に大きく増やしているのは、大妻中野、文化学園大学杉並、香蘭女学校、三輪田、普連土。少人数学校だから、量的には目だたないけれど、聖ドミニコは、2科は前年対比150%、4科は189%。
★いずれも、なんらかの新機軸を立てて邁進しているポジティブな雰囲気が流れている点で共通している。
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(文杉の高1のイギリスホームステイ。DDコース以外もグローバル教育やPBLに力を注いでいる。)
【東京エリア女子校】
江戸川女子
鴎友学園女子
大妻中野
学習院女子
神田女学園
共立女子第二
京華女子

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2019年中学入試の新フレーム(187) 聖徳学園 両翼「グローバル教育とSTEAM教育」で飛翔!(了)

★90周年記念ホールが地下に設計されている新校舎13号館は、グローバル教育とSTEAM教育の両翼を創造する学びの空間である。もちろん、最新鋭の学びのツールも揃っている。
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2019年中学入試の新フレーム(186) 聖徳学園 両翼「グローバル教育とSTEAM教育」で飛翔!(2)

★聖徳学園の校長伊藤正徳先生の組織マネジメントは、これからの学校のモデルの1つである。というのも、マネジメントマインドが、トップダウンとボトムアップの化学反応が起こるようにするということだからだ。
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2019年中学入試の新フレーム(185) 聖徳学園 両翼「グローバル教育とSTEAM教育」で飛翔!(1)

★昨年創立90周年を迎えた聖徳学園は、21世紀型教育をぐっと進化させた。グローバル教育3.0の次元に突出し、STEAM教育の環境は、全国の教育関係者及びICT関連企業が見学にくるほどである。
★いわば、グローバル教育とSTEAM教育の両翼を広げ知の地球を飛翔しているのである。
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(初代校長和田幽玄の精神を今も伝えるシンボル)

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2019年中学入試の新フレーム(184) キャリアガイダンスは必読!聖光学院の取り組みをきっかけに考える。

★リクルートが発行している「キャリアガイダンスVol.423」は、中学受験生の保護者も必読である。いかに中学受験が、受験競争からキャリアデザインの入り口にシフトしているか了解できるし、2024年以降の本格的大学入試改革の状況もわかる。電子版を見ることができるから、実に便利だ。
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2019年中学入試の新フレーム(183) Mの衝撃さらに大きく!

★昨年、「Mの衝撃」についてたびたび言及したが、やはり今年もMの衝撃波は大きくなるなと感じている。
★元ミネルバ大学日本連絡事務所代表の山本秀樹氏の新刊書「世界のエリートが今一番入りたい大学 ミネルバ」という本を読んで(例によって斜め読みだが)確信した。
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2019年中学入試の新フレーム(182) 静岡聖光学院 受験生と息吹を共有する。

★前回「鈴木大地長官視察、イートン卒業生の訪問、マレーカレッジ体験。すべて初体験の静岡聖光学院。しかも、1週間の間の出来事である」と書いた。静岡聖光学院の教育イノベーションに、教職員・生徒が一丸となってスクラム組んで立ち臨んでいる。
★そして、もう一つこの1週間のうちに息吹立ち込める出来事が起こった。それは、7月15日(日)に開催する科学体験教室が、定員80名を超え100名になったので、締め切ったということである。
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2019年中学入試の新フレーム(181) 静岡聖光学院 世界と息吹を共有する。1週間で、鈴木大地長官とイートンとマレー・カレッジ。

★先週末、静岡聖光学院を訪れ、進化の急変ぶりに驚いていたのだが、1週間も経たないうちに、さらに驚きの展開が広がった。

★スポーツ庁鈴木大地長官が訪れ、イートン・カレッジの卒業生も訪れ、国際科学交流では、マレーカレッジを訪問していた静岡聖光学院の生徒は、そのプレゼンで2位受賞を果たした。

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(写真は同校Facebook聖光見聞録から)

 

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2019年中学入試の新フレーム(180) 大きく動き出したグローバル2.0へのリフォーム (2)

★2019年中学入試は、新設校をはじめとし、21世紀型教育を行うのに適合した学びの空間のデザインが、まずは注目されると前回述べた。しかし、そのデザインは、次のようなコア教育を実現するために設計されているのだが、現場はまだそうなっていない。
【図1】
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2019年中学入試の新フレーム(179) 大きく動き出したグローバル2.0へのリフォーム

★2019年の中学入試は、新タイプ入試の増加が示唆する意味が重要になってくる。今までは、入試の多様性というところで議論がとまっていたが、2019年は、本格的に、新タイプ入試にリンクするカリキュラムの構造にメディアが注目し始める。

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【Team G2C】 相互編集始まる。いまここで、世界は変わる/世界を変える

★昨日、チームG2Cのメンバーが、それぞれのハブに集まって、ZOOMで対話しながら編集ブレスト会議を行った。編集長は北一成氏だが、まずは各自書きたいことを書いてみるということからスタート。
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(ミーティング終了後のメンバー写真。背景に映っているのは、児浦先生、太田先生、酒井先生。ちょうど田中先生がメッセンジャーに入ってきたところ。でも、ミーティングは終わり。あとはバーチャルにやりましょうと^^)。写真を撮っている私もバーチャル上に現れている(汗))

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2019年中学入試の新フレーム(178) 文化学園大学杉並の実力が見える位置に進みたい。

★いよいよ教育情報系メディアが、21世紀型教育の内容やグローバル教育2.0の内容を一斉に流し始めた。経産省の50センチ革命レポートが今年6月に公開されたということもあるだろう。
★しかし、おもしろいことに、そのようなメディアの中で、次のステージを見通すアンテナの高いメディアも出現し始めたし、なんといっても保護者の方が先に、グローバル教育3.0を実施している学校の教育を探し当てているという現状が生まれている。このグローバル教育3.0を展開している学校の1つが文化学園大学杉並(以降「文杉」である。
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2019年中学入試の新フレーム(177) 成立学園の半端ないソフトパワー

★成立学園は、2020年に中学開設10年を迎える。その成果は大学合格実績というカタチで示されているが、学校当局は、生徒1人ひとりが何を研究したいか、探究したいか、どんな役割を果たしたいかなど、自分と社会、自然の関係総体を考える中で出た結果であることが一番重要であると考えているようだ。
★しかし、これは言うは易く行うは難しで、教養と進学指導は必ずしもリンクしない。どうしても二兎を追う別プログラムが学内で走る場合が多いのである。ところが、成立学園の場合は、それが有機的にリンクしているため、生徒の成長の仕方が凄まじい。
★いったい、それはいかにして可能か?以前から気になっていて、そのことについて尋ねてみたいと思っていた。そんなとき、各種イベントなどで、すれ違ってはいるが、直接話したことのなかった宇田川知己先生にお会いする機会を得た。
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2019年中学入試の新フレーム(176) 聖光学院ファミリーの時代

★先週2日間、静岡聖光学院に訪れていたが、いるだけで、世界の情報や多様なネットワークが結びついてくる。もちろん、アガペーという隣人愛にあふれる響きも同時に流れている。
★静岡聖光学院は、何らかのネットワークのハブに成ろうとしているということではないだろうか。
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2019年中学入試の新フレーム(175) 女子聖と聖学院はTeam Beyond!

★昨日7月8日(日)、女子聖学院のクローソンホールで、同校佐々木先生(広報室長)と聖学院の児浦先生(21教育企画部長)とによってパネルディスカッションが行われた。コーディネートは拙いながら私が。首都圏模試センターの「公立中高一貫校模試」の会場校であったため、同時開催の保護者会の一環として行われたものだ。
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2019年中学入試の新フレーム(174) 静岡聖光学院 世界一入りたい寮(了)

★午後7時のアナウンス。ふと周りを見渡すと、つい先ほどまでVRで盛り上がっていた生徒たちの姿はなかった。どこに消えたのかと思っていたら、それぞれにいろいろな場所で勉強を開始していた。この時間帯で、順番にお風呂にもはいるようだ。
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2019年中学入試の新フレーム(173) 静岡聖光学院 世界一入りたい寮(3)

★食事時に取材にはいったとき、KIDS CONFRENCE主宰の大関秀樹さんも、すっかりその場の雰囲気に溶け込んでいた。ふと見ると、生徒といっしょに食事をしているではないか。
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2019年中学入試の新フレーム(172) 静岡聖光学院 世界一入りたい寮(2)

★6年前、島田寮部長は、静岡聖光学院の寮を世界で一番リーダーシップを発揮できる人材を輩出できるようなシステムにパラダイムチェンジしようと決意した。
★島田先生ご自身、他の学校でであるが、寮生活の体験者であり、ラグビーチームを率いてきた。今も静岡聖光学院のラグビー部を統括している。
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(左から、ハウスマスター渥美先生、KIDS CONFERENCEの主宰者大関さん、寮部長の島田先生)

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2019年中学入試の新フレーム(171) 静岡聖光学院 世界一入りたい寮(1)

★近代始まって以来、世界のジェントルマンとしてのエリートは、常にグローバルな舞台に立たされてきた。そして、共通してその育成の場は、イートン・カレッジがモデルであるように、寮制学校なのである。
★21世紀は、グローバルな舞台が、すべての市民に解放されたというのが、もしかしたら本当のところで、そうであれば、なおさら、国を超えて最適なジェントルマンとしてのエリート教育を実施している学校はどこかリサーチされることになる。いやすでにそうなっている。
★こうなってくると、再び寮制学校は世界から注目される。その大学版が、ミネルバ大学で、中高にも同様の波が押し寄せてくるだろう。そして、そんなことを見据えて、6年前に寮の改革を行い、寮が満杯状態になり、寮が人気の学校がある。静岡聖光学院がその学校である。
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2019年中学入試の新フレーム(170) 静岡聖光学院の教師 柔らかく熱い突破力(2)

★コンフォートゾーン。つまり、互いに安心して意見を言い合える安心安全エリアであり思索の拠り所であるが、そこは結局脳内にしか存在しない。しかし、それでは、メンバー同士共有できない。21世紀型教育手法は、そこを可視化し、メタファーとしてイマジネーションを脳内と末梢神経系に響き渡るようにする。
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2019年中学入試の新フレーム(169) 静岡聖光学院の教師 柔らかく熱い突破力(1)

★創立50周年を迎えた静岡聖光学院は、校舎のリフォーム、新しい学びの空間の設置、3ポリシーのバーションアップ、多様なグローバルイマージョンの拡張などが目覚ましい。生徒の成長の飛躍を促進するソフトパワーの21世紀型教育へのシフトが加速している。
★そして、副教頭田代先生は、そのようなソフトパワーの中でも、授業の仕込みとその反映である中学入試問題作成と大学入試問題攻略作戦の最適化を学校全体で盛り上げ、形創っていくプロジェクトリーダーである。
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2019年中学入試の新フレーム(168) ワールドカップで、桐朋女子のコミスキ注目か。

★2018年FIFAワールドカップロシア大会における日本代表の活躍ぶりに世界が湧いたが、そんな折、桐朋女子の吉川陽大先生から、こんな記事を教えて頂いた。「香川真司も実践している?世界で輝くためのコミュニケーション・スキル(サカイク 2013年5月14日)」がそれだ。
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2019年中学入試の新フレーム(167) 聖ドミニコ学園 女子教育に新たな風 石川一郎先生はファシリテーターの達人

★聖ドミニコ学園のカリキュラムマネージャー石川一郎先生は、同学園サイトで≪『聖ドミニコ2019』の挑戦≫というブログを書いている。かなり精力的に更新している。
★それにしても、タイトルは、『聖ドミニコ学園2019』の挑戦ではなく、『聖ドミニコ2019』の挑戦である。学園の守護聖人聖ドミニコだったら、今何をするのかという創造的問題解決を学園の先生方と議論し、次々と手を打っていく構えなのだと思う。
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2019年中学入試の新フレーム(166) 麻布の近況 新教養主義とHLABつながるか。

「麻布の近況」を開くと、「HLAB座談会」というトピックが記載されている。 このHLABという団体について、同団体サイトでは、≪HLABの「H」は、「学寮生活を中心としたリベラル・アーツ教育」というHLABのコンセプトから、人的交流の「Hub(ハブ)」となる「House(寮) 」を意味しています。元々は「HCJI-LAB Summer School of Liberal Arts 2011」として始まった名残でも有ります。また「LAB」は、「Liberal Arts beyond Borders」(ボーダーを越えるリベラル・アーツ)の頭文字です≫とある。
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(写真は、麻布のサイトから。ディスカッションの光景は麻布らしさにぴったり。)

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2019年中学入試の新フレーム(165) 工学院大学附属中高 経産省の思惑を越境する

★経産省の公開したレポート≪「未来の教室」と EdTech 研究会 第1次提言 「50センチ革命×越境×試行錯誤」 「STEAM(S)×個別最適化」 「学びの生産性」 ≫には未来を創る学びの環境が描かれているが、工学院大学附属中高の現状は、もうその域を超えている。
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2019年中学入試の新フレーム(164) 経産省 2019年の私立中学入試の動向を支持!

★内容は、私立中高一貫校が挑戦している新しい学び、クリエイティブキャリアデザイン教育を支持する内容だった。つまり、21世紀型教育から出発することは当然だという内容。
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2019年中学入試の新フレーム(163) MK先生が学校を救う!

★首都圏模試主催の「統一合判」の保護者会終了後、九段下に集まってミーティングをした。2019年中学入試動向の情報交換と今月末に実施する「謎のセミナー」企画について話し合った。
★そんな中で、口コミ評判とはいかにして可能かとか具体的に口コミが広がっている学校はどこかも話題になった。
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2019年中学入試の新フレーム(162) 東洋大京北 人気の秘密

★本日7月1日(日)、東洋大京北で首都圏模試の「統一合判」が開催。保護者会も同時開催。首都圏模試側から、私が2019年の中学入試に向けて、「教育情報」「学校個別情報」「学力情報」「併願情報」を収集・分析などの準備の仕方についてガイダンス。
★その後、2019年中学入試において、改革成功モデルの一つとして、東洋大京北の教育や改革について、広報部長の井出先生のスピーチがあった。途中で席を増設したぐらい保護者が参加した。最終的には500席ぐらいが埋まった。
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